ヘラルボニーと電通の提携
2024-08-29 12:12:31

ヘラルボニーと電通FCCが未来の創造に向けたパートナーシップを締結

ヘラルボニーと電通FCCがパートナーシップ契約を締結



株式会社ヘラルボニーは2023年に、広告界の巨人である株式会社電通の未来クリエイティブ組織、Future Creative Center(以下FCC)との間でパートナーシップ契約を結びました。この協力関係は社のブランドビジョンである「異彩を、放て。」に基づき、障害のイメージを変える挑戦を共にするものです。

ヘラルボニーは、「異彩を持つ人々が生きる社会」を実現するため、国内外の知的障害のある作家と契約し、2,000点以上のアート作品の権利を管理しています。このビジネスモデルは、アートのライセンス管理や自社ブランド「HERALBONY」の展開を通じ、社会に変革をもたらすことを目指しています。一方で、電通FCCは100名以上のクリエイティブ集団から成り立ち、従来の広告の枠を超えた未来づくりを行っています。

このパートナーシップを通じて、両社はそれぞれの強みに基づいた創造的な活動を行い、多様な業界の企業とも連携していくことを計画しています。具体的には、FCCが提供する未来共創プログラムなどを通じて、ヘラルボニーのアートコンテンツとシナジーを生み出し、より多くの人々に異彩を発信していく取り組みが行われます。

過去の共同プロジェクト



ヘラルボニーと電通FCCは過去にも多くの共同プロジェクトを手掛けており、その一部を紹介します。まず、「1.31異彩の日 ヘラルボニー企業広告」プロジェクトでは、障害を持つアーティストの社会進出をテーマとしたキャンペーンが実施され、日本最大級の広告賞である「2023 63rd ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」において総務大臣賞を受賞しました。

また、「ITOCHU SDGs STUDIO 異彩の軌跡展」では、伊藤忠商事の施設内にて異彩作家の作品を紹介する展示を行い、来場者と作家が共に制作したアートを使用したエレベーターラッピングも行われました。さらに、阪急うめだ本店の年間ストアメッセージ開発にも携わり、新たなキービジュアルを創出しました。

最後に、アサヒスーパードライとの「飲めるアート展」では、作家の情熱を感じながらスーパードライを楽しむ空間を提供するイベントを開催。これらの活動を通じて、ヘラルボニーのビジョンを広めていく姿勢は確固たるものです。

ヘラルボニーの未来の展望



今後もヘラルボニーは、アートとクリエイティブの力を駆使し、世界中の80億人がありのままで生きることができる社会を実現するための挑戦を続けていきます。この使命は、障害のイメージを変え、すべての人々の多様性を尊重する社会の構築に寄与するものです。

ヘラルボニーの公式サイトやオンラインストアでは、彼らのビジョンや製品を知ることができます。これからの活動から目が離せません。


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会社情報

会社名
ヘラルボニー
住所
岩手県盛岡市開運橋通2-38HOMEDELUXビル4F HERALBONY
電話番号

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