2024年のWebデザインを彩る「Studio Design Award」受賞サイトの全貌
Webデザインの祭典である「Studio Design Award 2024」(以下、SDA 2024)が2月7日に開催され、2024年に公開された優良サイトが発表されました。ノーコードWeb制作プラットフォーム「Studio」運営のStudio株式会社が主催し、エントリー数は377サイトに及びました。
受賞サイトの発表
今年の受賞では、各部門ごとに目を引くサイトが選ばれました。以下はその受賞サイトの一覧です。
グランプリ
最も優れたStudioサイトに贈られるグランプリには、株式会社アイティプラスが手掛けた「旅と仕事と」が選ばれました。アートディレクターの溝口耕太氏がデザインから実装、そして総合監修を手がけたとされています。
クラフト賞
細部まで作り込まれた作品には、TOYOTA FINANCEのDesign Teamが制作したサイト「TOYOTA FINANCE」が受賞。豊田メル氏が中心となり、小林尚規氏や小猿啓太氏がアートディレクションを手掛けました。
アイディア賞
豊かな発想力が光る作品として、犬飼崇氏がデザインした「NEWTOWNデザイナー募集2024」が選ばれました。犬飼氏によってコンセプトやデザインが実現されました。
アウトカム賞
プロジェクトの成果を評価され、株式会社Awarefyのコーポレートサイトが受賞。阿部文人氏を中心としたクリエイティブチームが手がけたとされています。
オーディエンス賞
投票によって決まったオーディエンス賞には、株式会社URAKATAのサイトが輝きました。片岡篤大氏がデザイナーとして参加し、東和香氏がクリエイティブディレクターとして重要な役割を果たしました。
THE GUILD賞
協賛企業であるTHE GUILDからの受賞には、カロアの4周年記念サイトが選出されました。
Takram賞
Takramによる受賞は「Next 10 Chairs」に贈られ、三ヶ尻有輝氏がそのデザインを手掛けました。
iDID賞
iDIDからの受賞にはKAZUHA NAKAMOTOが手がけた「私食散文」が選ばれました。
Web Designing賞
名古屋たちばな高等学校マーチングバンド部のサイトを手掛けた大橋絵里奈氏が受賞しました。
S5 Style賞
茨城県の「タイムトリップしよう、常陸国ロングトレイルで」が、ワヴデザイン株式会社および株式会社ニューピースの協力のもとに受賞。
特別賞「Experts of the Year」
また、特別賞として新設された「Experts of the Year」には株式会社gazが選ばれました。
このように、多くの素晴らしいサイトが受賞し、各チームの創造性と努力が称えられました。受賞サイトに関する詳細やコメントについては、公式サイトで確認可能です。
Studioについて
「Studio」は、日本発のノーコードWeb制作プラットフォームで、ユーザーが簡単に高品質なWebサイトを制作できるようサポートしています。2024年9月時点で、公開サイト数は10万を超え、利用者数も50万人に達しています。
このアワードを通じて、Studioはさらなるクリエイターのインスピレーションの源となることを目指しています。