都内中小企業が活用できるシニア向け助成事業セミナー開催

企業向けシニア・福祉関連助成説明会開催

東京都中小企業振興公社が、5月8日にシニアや福祉関連製品・サービスの販路開拓を支援するための申請説明会をZoomで実施します。この説明会は、特に都内の中小企業に焦点を当てており、展示会出展費用や販促経費を助成する制度について詳しく説明される予定です。申請の受付は5月30日までとなっています。

ウェビナーの詳細

本ウェビナーは、シニア・福祉・アクセシビリティ関連製品等の販路拡大を目指す企業が対象です。プログラムには以下の内容が含まれています。
1. シニア・福祉関連製品等の販路開拓助成事業とは？
2. 申請のポイントと手続き
3. 質疑応答（Q&A機能を使用）

日時は2025年5月8日（木）14時から15時までで、参加は公社の公式ホームページからZoomのURLが公開されるため、事前の申し込みは不要です。事前に必要な書類をダウンロードし、準備しておくことをお勧めします。

助成事業について

この助成事業は、主に次のような製品やサービスを対象としています。

- 介護を必要とする高齢者向けの福祉機器
- 健康で社会活動を積極的に行いたいアクティブシニア向け製品
- 障害の有無に関わらず利用できるユニバーサルデザイン製品
- パラスポーツ関連製品

助成の上限は150万円で、一度の申請で複数の展示会に出展することが可能です。また、展示会にかかる経費の他、印刷物やPR動画の制作費、ECサイトの初期登録料やサイト制作・改修費も助成対象となります。

受けられる支援の内容

具体的な助成対象となる経費は、以下の通りです。

- 展示会等の参加費（出展小間料、資材費、輸送費など）
- ECサイトの初期登録料
- サイトの制作・改修に要する費用
- 販売促進に関する経費（印刷物、動画、広告など）

なお、助成金は必ず1つ以上の展示会参加を伴うものでなければならず、販売促進費のみの申請はできません。

申請要件とスケジュール

申請のためには、令和7年4月30日時点で「商品化が完了し販売可能な状態」にあることが求められます。さらに、中小企業や特定非営利活動法人など、特定の要件を満たす必要があります。

スケジュールとしては、エントリーが4月7日から5月30日まで受け付けられ、電子申請は5月12日から30日まで行われます。書類審査が6月から7月にかけて実施され、助成対象者の決定は7月末を予定しています。

お問い合わせ

詳細な情報や申請方法については、東京都中小企業振興公社の公式ホームページを参照してください。疑問点や質問がある場合は、助成課の担当者に直接お問い合わせください。

強い支援を受けることで、シニア・福祉関連製品をお持ちの企業が販路を拡大し、これからの企業の成長をつなげるチャンスです。ぜひこの機会を逃さず、積極的にご参加ください。