JR東海、タレントマネジメントシステム『カオナビ』の導入
東海旅客鉄道株式会社(以下、JR東海)は、タレントマネジメントシステム『カオナビ』を導入しました。この決定は、経営体力を再強化するための人事・賃金制度の見直しの一環として行われました。新たな人事考課制度は2025年4月1日に施行され、部下自身が評価される納得感を持ち、自己成長を促進することが重要視されています。
導入の背景には、コロナ禍によってもたらされた大きな変化があり、JR東海はその変革に対応するため新たな手段を模索してきました。その結果、考課資料作成に関する事務手続きを簡素化し、上司が部下へ重点的に評価やフィードバックを行う時間を確保する充実したシステムが必要とされました。
『カオナビ』の特徴
『カオナビ』は、社員の個性や才能を把握することで、戦略的人事を進めるためのシステムです。社員の顔写真、名前、職務経験、評価、スキルといった情報を一元的に管理し可視化することで、企業にとって最適な人材の配置を実現します。また、リスキリング(再スキル教育)の推進にも寄与します。これにより、社員一人ひとりの価値を最大限に引き出し、企業の人的資本経営を支援しています。
現在、株式会社カオナビが提供するタレントマネジメントシステムは、4,000社以上の企業で利用されています。同社は、タレントマネジメントのリーディングカンパニーとして、テクノロジーを活用した新たな働き方や個の力の重要性を訴えています。
カオナビ社のビジョン
株式会社カオナビは、「“はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスを掲げています。これに基づき、企業の経営戦略や人材戦略の実現を目指して、さまざまな人事関連システムを開発・提供しています。『ロウムメイト』や『ヨジツティクス』などのシステムも展開しており、各企業の労務管理や予実管理に貢献しています。
JR東海が『カオナビ』を導入したことにより、業務の効率化が期待され、さらなる人材の成長が実現されることに注目です。この変化がもたらす効果は、今後のJR東海にとって大きなプラスになるでしょう。
会社情報
株式会社カオナビの本社は東京都渋谷区にあり、設立は2008年5月27日です。代表取締役社長CEOの佐藤 寛之氏が率いるこの企業は、テクノロジーを駆使して働く環境の質を向上させることに取り組んでいます。さらなるお問合せや情報は、
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