プロロジスが大賞を受賞
物流不動産のリーディングカンパニーであるプロロジスが、先日開催された「第10回企業ボランティア・アワード」において栄えある大賞を受賞しました。これは、同社従業員が積極的に参加したボランティア活動が評価された結果です。受賞式は東京大神宮マツヤサロンで行われ、社会への貢献意識が一層高まる瞬間となりました。
ボランティア活動の詳細
評価された活動は、昨年の5月23日に千葉県八街市で行われた植樹と畑作業です。この日は、プロロジスの東京オフィス及び関連会社の従業員130人以上が、特定非営利活動法人 森のライフスタイル研究所と協力し、障害者支援施設でボランティア活動を行いました。
植樹活動では、台風や害虫の影響を受けた森に、桜やスギ、カエデなど計1,000本の苗木を植えました。これらの苗木は、将来的に薪材として利用され、障害者支援施設の利用者が雇用機会を持つことを火付け役とする計画が立案されています。さらに、障害を持つ方々が手入れをしている畑では、サツマイモの苗植えや落花生の種まきも行われ、地域の農業支援にも貢献しています。
企業ボランティア・アワードとは?
「企業ボランティア・アワード」は、企業のボランティア活動や非営利団体との連携を促進することを目的とし、社会福祉法人東京都社会福祉協議会が主催しています。選考にあたっては立教大学名誉教授を含む専門家の委員会によって「アイデアの活用」「参加しやすさ」「地域ニーズへの対応」といった基準がチェックされています。
この評価基準に照らし合わせたとき、プロロジスの活動はまさにこれらのポイントにマッチしていました。自発的かつ積極的なボランティア活動は、企業文化の中に根付いています。
今後の展望
プロロジスは今後も、物流施設を開発する地域でコミュニティに貢献するための取り組みを続けていく予定です。社会貢献を視野に入れつつ、地域への貢献を重視した活動は、企業としての責任を果たすだけでなく、従業員のモチベーションにもつながるでしょう。
プロロジスのように、企業が地域に目を向け、積極的にボランティア活動を行う姿勢は、今後のビジネス界において重要な要素となることが期待されます。地域と共に成長し、持続可能な社会の実現に向けて活動する企業が増えていくことを願っています。