神奈中の脱炭素対策
2025-03-28 15:33:17

神奈中交通、脱炭素社会に向けたEVバス導入と新ロゴの発表

神奈中交通、脱炭素社会に向けた新たな一歩



神奈川中央交通株式会社(以下、神奈中交通)は、2025年3月より平塚営業所に5両の大型EV路線バスを導入することを発表しました。この取り組みは、同社が掲げる環境保全の一環であり、今後も様々な施策を通じて脱炭素社会の実現に向けて努力を続けるとのことです。

大型EV路線バス導入の背景



神奈中交通は、2023年4月にカーボンニュートラル達成に向けたロードマップを策定しました。この中で、CO2排出量を2050年度に実質ゼロにすることを目指しており、その中間目標として2030年度には2013年度比で35%削減を設定しています。この具体的施策の一つとして、EVバスの導入が挙げられており、2030年度までに保有バスの15%以上をEV化することをKPIとしています。

2023年3月から導入を始めた神奈中交通は、これまでに大型バス2両と小型バス1両をEV化しており、今回さらなる脱炭素の実現に向けて、新たに5両の大型EV路線バスを導入することに決めました。新たに導入されるのは、いすゞ製の「エルガEV」とBYD製の「K8(2.0)」の2種類です。

環境保全推進ロゴの策定



今回のEV路線バス導入にあわせて、神奈中交通は新しい環境保全推進ロゴを策定しました。このロゴは、EVバスの車体に掲出されるほか、同社が提供する環境に配慮したサービスや商品の認知度向上を図るためにも使用されます。ロゴが地域の方にエシカル消費の促進を意識してもらい、環境保全への意識を高める一助となることを期待しています。

カーボンニュートラル運行の実現



神奈中交通は、EV路線バスの運行に使用する電力については環境価値を調達することによって、実質カーボンニュートラルでの運行を実現しています。導入される5両のEV路線バスに関しても、同様の方針で運行を行い、環境への配慮を徹底していく方針です。

EVバス導入の詳細



1. 運行開始日


  • - 2025年3月下旬より順次運行を開始予定。

2. 導入される車両概要


  • - BYD K8(2.0)
- 車長:10.5m
- 車幅:2.49m
- 定員:80名(座席22、跳上席4、立席53)
- バッテリー容量:314kWh

  • - いすゞエルガEV
- 車長:10.5m
- 車幅:2.49m
- 定員:68名(座席15、跳上席4、立席48)
- バッテリー容量:242kWh

3. 導入営業所と運行エリア


  • - 平塚営業所に5両(BYD K8が4両、いすゞエルガEVが1両)が導入され、運行エリアは平塚市、茅ヶ崎市、伊勢原市、厚木市、大磯町、二宮町、寒川町となる予定です。

まとめ



神奈川中央交通の新たなEV路線バス導入とロゴ策定は、同社の環境保全に対するコミットメントを示す重要なステップです。今後、地域社会と共に持続可能な交通手段を提供し、脱炭素社会の実現に向けた一歩を踏み出す彼らの活動が期待されています。神奈中交通の取り組みに注目が集まります。


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会社情報

会社名
神奈川中央交通株式会社
住所
神奈川県平塚市八重咲町6-18
電話番号
0463-22-8800

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