セキュリティカルテがもたらす新しい安心
近年、サイバー攻撃による情報漏えいが深刻化しています。2026年11月の調査によると、国内の企業や団体で発生した情報漏えい関連の事案は3か月間で346件にも達しました。そこで、株式会社スイノワが提供する「セキュリティカルテ」が注目を集めています。この無料サービスは、企業経営者やWeb担当者が簡単に自社のサイトとメールのセキュリティ状態を確認できることを目的としています。
自社サイトとメールのURLを入力するだけ
「セキュリティカルテ」の利用は非常にシンプルです。まず、自社サイトのURLを入力するだけで、セキュリティ設定がどのようになっているのかを評価します。自社を装ったメールへの対策状況も同時にチェックされるため、不正なアクセスや情報漏えいから自社を守るための重要な情報を得ることができます。
特に優れているのは、管理画面のIDやパスワードを準備する必要がないため、誰でも手軽に利用できる点です。レポートには100点満点で評価されるスコアが表示され、「何が問題で、どうすればよいか」といった具体的なアクションプランまで示されます。
行動を促す結果画面
診断結果画面には、放置することで考えられるリスクや、最初に確認すべきポイント、さらには誰に相談すればよいのかも明記されています。これにより、セキュリティ業務に専任の担当者がいない企業でも、実際に相談する際の具体的な情報を持ち帰ることができます。結果をメールで送信したり、印刷することも可能です。
実際の改善事例
「セキュリティカルテ」の利用によって実際に改善を進めた企業の例もあります。例えば、仮にA社が最初に85点と評価された場合、指摘されたHTTPセキュリティ設定を改善した結果、100点に到達しました。このように、数値が示されることで次のステップがわかりやすくなり、企業は具体的な行動に移ることができるのです。
一方でB社の場合、メールの運用に問題があり、83点という結果が示されました。こちらも、メール担当者と連携することで順次改善し、最終的に100点を達成することができました。
利用方法と対象範囲
サービスは、自社が管理しているドメイン、もしくは調査の許可を得たドメインで受けられます。チェックの内容はHTTPセキュリティ設定とSPF・DMARCの公開情報に限られますが、スコアは設定の優先度を示すものであり、ウイルス感染や情報漏えいを完全に防ぐものではありません。あくまでも目安として利用する必要があります。
まとめ
「セキュリティカルテ」は、自社のセキュリティ状態を手軽に確認できる画期的なサービスです。特に企業でのサイバー攻撃の増加を受け、今後も多くの企業に利用されることが予想されます。経営者やWeb担当者にとっては、セキュリティ対策の重要性を再認識し、実務に活かす良い機会となるでしょう。興味がある方は、ぜひ公式サイトでチェックしてみてください。