アイトリガーが提供する新たなAI基盤「AXer」
株式会社アイトリガーは2026年8月から、マーケティングAXの専門リソースソリューションである「AXer」の提供を開始します。この新しいシステムは、企業が自社の広告データを活用し、AIがそのデータを参照して分析を行うための基盤です。この取り組みは、広告運用を行う企業にとって大きな変革をもたらします。
新たな分析基盤の必要性
これまで、アイトリガーでのAIによる広告分析は、都度データを読み込み、その時点の情報のみを基に行われていました。この方法では過去の成功事例や失敗を振り返ることが難しく、担当者は毎回、分析の前提条件を説明する手間がかかっていました。さらに、広告運用においてはクリエイティブの効果が時間とともに変わるため、毎回の分析だけでは効果的な判断ができずにいました。
そのため、蓄積されたデータをもとに組織全体での判断をサポートする必要があると考えられました。新しい設計では、自社の広告データ・クリエイティブ・成果を継続的に蓄積し、その情報を基にAIが分析を行うことで、過去の判断を考慮に入れた業務運用が可能になります。
3つの主な変化
1.
分析の効率向上: 過去のクリエイティブとその成果が蓄積され、AIはその情報をもとに分析を実施します。担当者は毎度前提を説明する必要がなくなります。
2.
変化の追跡: 蓄積されたデータをもとに、クリエイティブの効果の推移を追いやすくなります。そのため、単発の分析では見逃されがちな変化を把握することができます。
3.
判断の共有化: 分析結果がURLで共有されるため、レビューや引き継ぎもスムーズに行え、チームとしての知見が資産化されます。
AIに渡す文脈を強化する
設計理念として、AIの性能を高めるだけでなく、AIが参照する自社の情報を業務プロセスに取り込むことが重視されています。たとえば、同じAIであっても、自社の広告データを参照できることで出てくる分析の質も変わります。
この新しい分析基盤は、分散していたデータを一元的に管理し、必要な情報を適切にAIに渡すことを可能にします。その結果、広告運用のフローが進化し、担当者が都度AIに問い合わせる必要がなくなります。従って、業務全体の効率が向上し、より迅速かつ効果的な意思決定が可能となります。
今後の展望
アイトリガーは、企業の個別のニーズに応じてこの新しい基盤を実装していく考えです。広告データの管理方法や運用体制に応じてカスタマイズが可能で、各社のセキュリティ要件に基づいた設計が行われます。この「AXer」によって、広告運用の自社データとAIをつなぎ、次世代のデジタルマーケティング支援を実現することを目指しています。
今後、同じような課題を持つ企業に向けて、この基盤の提供を進めていく予定です。広告運用の未来を切り開く「AXer」がどのように役立つのか、ますます注目されます。