UPSIDERの新戦略
2025-07-09 10:39:21

法人カード「UPSIDER」の外部提供開始とその意義

法人カード「UPSIDER」の外部提供開始とその意義



株式会社UPSIDER(以下、当社)は、約5年前から開発を進めてきた次世代法人カード「UPSIDER」を基盤とし、AIによる与信モデルやカード発行のオペレーション、債権回収プロセスなどをパッケージ化した法人カードの外部提供を開始することを発表しました。この取り組みは、金融機関や企業が自社ブランドの法人カードを簡単に立ち上げられるようにするためのものです。

新たな金融プラットフォームの構想



UPSIDERは、単なる法人カードの提供に留まらず、今後は「UPSIDER AI経理」という経理業務の効率化を図るサービスや「UPSIDER BLUE DREAM Fund」という成長企業向けの資金調達を支援するファンドに関連する技術基盤も外部に提供していく計画です。このように、UPSIDERの取り組みは、より広範な金融プラットフォームの構築を視野に入れています。

法人カード基盤の外部提供の背景



日本の企業間決済市場は、年間1,000兆円を超える規模に達しており、デジタル化の進展にともないますます拡大しています。これに伴い、法人カードの利用が進んでいますが、多くの企業は自社でゼロからカード発行システムを開発することが難しく、効率的な事業立ち上げが課題となっています。UPSIDERはこれらのニーズに応えるため、高度なAI技術を活用し、迅速かつ高精度な与信審査とカードサービスを提供します。

外部提供の概要



新しい法人カード基盤の外部提供により、企業は自社のサービスと連携させつつ、顧客体験を大幅に向上させることが可能になります。特に、リアルタイムでの決済処理や債権管理のフルサポートを通じて、迅速な立ち上げが実現されます。最短で2週間での法人カード立ち上げが可能な環境を整えることを目指し、現在も複数の企業との協力によるプロジェクトが進行中です。

企業への便益



導入企業は、UPSIDERを通じて自社の顧客基盤を素早く活用し、新たな収益源の確保や顧客獲得の効率化を実現します。また、UPSIDERとの共同開発を通じて、革新的な与信モデルの構築や新規事業の創出が期待されます。さらに、導入企業が独自の機能や業務フローを構築できる柔軟性も、この取り組みの大きな魅力です。

UPSIDERが提供する機能は多岐にわたります。利用明細のリアルタイムでの確認や利用制限、証憑管理機能やSlackとの連携機能などが充実しており、業務効率化を強力にサポートします。

金融プラットフォームの未来



法人カード基盤の外部提供は、UPSIDERが目指す金融プラットフォーム構想の中核的な一歩です。今後は、与信や経理、資金調達に関する技術基盤を広く外部に開放し、企業間で金融サービスを提供しやすい環境を整備し続けます。これにより、中小企業の金融アクセスの拡充や、挑戦のしやすい経営環境の実現を目指します。

UPSIDERが目指すのは、誰でも金融機能を利用・提供できる社会の実現です。今後も、UPSIDERはより多くの企業を支援し、成長を促すプラットフォームへと進化していくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社UPSIDER
住所
東京都港区六本木7丁目15−7 新六本木ビル
電話番号

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