コンカーが革新的なAI不正検知サービス「Verify」を発表
出張や経費管理のリーダー企業、株式会社コンカーは、3月21日よりAIを活用した不正検知サービス「Verify」を提供開始しました。この新たなサービスは、経費精算業務のさらなる効率化を目指し、すでに多くの企業で利用されている「Concur Expense」との連携を通じて実現されます。
サービスの特徴
「Verify」は、AI及び機械学習(ML)を駆使し、Concur Expenseで申請された経費データの中から問題のあるものを迅速に抽出します。また、経験豊富なコンカーの監査担当者「Concur Auditor」が、人の目でのチェックも行うことで、信頼性と精度を高めています。これにより、ユーザー企業は大量の情報をスピーディに処理し、最小限の手間で不正を防止できる仕組みが整っています。さらに38種類のチェックシナリオを用意しているため、企業は必要な項目を選んで確認しやすくなっています。
このサービスでは、日本特有のニーズにも対応しており、例えば、グリーン車利用の有無や事業者登録番号の確認など、細かなチェックが可能です。さまざまな不正行為の検出が行えるため、安心して経費管理が行える環境が整っています。
導入の流れと効果
「Verify」を導入することで、企業は従来の煩雑な承認プロセスを続けることなく、経費精算の管理を大幅に効率化できます。特に、「承認レス」の実現は、経費精算の未来を変える大きな一歩となるでしょう。これまでの手続きが軽減されることで、社員は本来の業務にもっと集中できるようになります。
さらなる進化を目指して
コンカーの橋本社長は、「Verify」のリリースに際し、さらなるサービスの進化に向けても意欲を示しています。「AIとビッグデータを活用し、今後も業界最高水準のサービスを提供していく」とのことです。コンカーは出張・経費管理業界における技術革新の先駆けとして、今後も目が離せない企業となるでしょう。
会社情報
株式会社コンカーは、世界最大級の出張・経費管理クラウド「SAP Concur」の日本法人として、2010年に設立されました。『Concur Expense』や『Concur Travel』などを通じて、企業の間接費管理の高度化と従業員の働き方改革を実現するためのサービスを提供しています。詳細は公式サイト:www.concur.co.jp をご覧ください。
このように、コンカーが提供するAI不正検知サービス「Verify」は、経費精算業務を劇的に変える可能性を秘めています。今後の展開にもご注目ください。