JTPが最新AIモデルGPT-4o miniへの対応を完了し可能性が広がる

JTP株式会社は2024年7月19日、最新の生成AIモデルであるGPT-4o miniへの対応を完了したと発表しました。本モデルは、OpenAIが7月18日に発表した画期的なマルチモーダルAIで、テキストおよび画像に加え、将来的には音声や動画の入出力にも対応する予定です。従来モデルに比べ、低コストかつ低遅延で処理を行うことが可能となり、応答生成に必要なアウトプットトークン数が4倍に増加しました。また、従来モデルであるGPT-3.5 Turboと比較しても60％以上のコスト削減が実現されています。

この度の対応により、「Third AI生成AIソリューション」では、GPT-4o miniの特性を活かし、低コストかつ迅速な処理が可能になりました。このモデルは長文生成においても優れた性能を発揮します。さらに、既存のRAG技術（Retrieval-Augmented Generation）によって、組織内のデータから効率的に情報を検索し、カスタマーサポートや議事録作成など、様々なビジネスシーンでの活用が見込まれます。

これらの技術革新により、企業はAIとのインタラクションをスムーズに行い、日常業務における課題解決に役立てることが可能です。また、生成AIを活用することで、企業のデジタル変革を促進し、競争力の向上にも繋がることが期待されています。

今後もJTPは最新技術を取り入れ、生成AIの新しい活用モデルを模索し続けることを宣言しています。お客様にとって価値のあるソリューションの提供を目指し、さまざまな業界でのニーズに応えることに注力していく方針です。

「Third AI生成AIソリューション」は、企業や組織における生成AIの安全な利用を実現するために設計されたサービスです。顧客が契約するクラウド環境にシングルテナントで生成AIアプリケーションを導入することで、高いセキュリティを確保しています。このサービスはSaaSモデルで提供されており、随時新機能の追加やセキュリティ強化が行われます。

また、組織内データからの回答生成機能やユーザーの検索意図に基づく情報提供機能を備えており、これらは直感的で使いやすいWeb UIを通じて利用することができます。特定の機能については、オプション料金が必要ですが、幅広い機能が提供されています。

詳細なサービス内容や導入事例は、公式ウェブサイトで確認できます。JTP株式会社は、1987年に設立され、海外のITベンダーやライフサイエンスメーカーに対して技術サービスを提供する企業であり、『Connect to the Future』というミッションのもと、顧客接点の最適化を実現する第三のAIソリューションを市場に提供しています。

お問い合わせについては、JTP株式会社のコーポレート本部にて承っています。