ギブリー、江崎浩教授を技術アドバイザーに招聘
株式会社ギブリーは、2024年8月2日より、東京大学大学院情報理工学系研究科で教授を務める江崎浩氏を技術アドバイザーとして迎えることを発表しました。これにより、ギブリーは急速なデジタル化への対応や企業における高度な技術駆使を目指し、さらなる進化を遂げることを目的としています。また、江崎氏はグループ会社のセキュアサイクルでも技術アドバイザーとしての役割を担います。
招聘の背景
急速なデジタル化と技術革新が進展する現代、企業や教育機関では、より高度な技術ソリューションや効果的なセキュリティ対策が求められています。特に、生成AIの進化やサイバーセキュリティの重要性が高まっており、これらがビジネスと学術の領域に変革をもたらしています。このような環境において、ギブリーは情報通信工学の専門家であり、豊富な経験を持つ江崎教授を招聘する運びとなりました。
主な目的
江崎氏を迎えることで、ギブリーは以下の3つの主要な方向性を持って事業を進めていく意向です。
1.
教育事業の拡大
デジタル時代における高等教育の意義が増しているため、江崎氏の学術的なバックグラウンドを利用し、アカデミー向けのサービスを強化します。これにより次世代の技術者育成と産学連携を進める狙いです。
2.
生成AIソリューションの強化
AI技術の進化に抗えない現代では、特に製造業において生産性の向上や革新製品の開発が求められています。江崎氏の知識を駆使し、企業のニーズに応える最先端の生成AIソリューションを開発します。
3.
セキュリティサービスの強化
サイバー攻撃の脅威に直面する中、企業は情報資産を守るためのセキュリティ対策を強化する必要があります。江崎氏のネットワーク技術に関する深い知見を活かし、より優れたセキュリティサービスの開発に取り組みます。
江崎浩氏のプロフィール
東京大学大学院情報理工学系研究科の教授として、江崎浩氏は情報通信工学の専門家です。九州大学工学部を卒業後、東芝や米国のベルコア社などでの経験を経て、東京大学での教授職を務めています。幅広い研究活動を行い、次世代インターネットの標準策定やネットワークの実践応用など、多岐にわたる分野で活躍しています。
江崎氏のビジョン
江崎氏は就任にあたり、「デジタルネイティブな社会においては、AIを駆使する人材の育成が不可欠であり、Givery社が提供するHRプラットフォームや次世代リーダー育成の取り組みに深く関与していく」と述べています。特に、HRプラットフォームの「Track」や生成AI開発ラボ「Givery AI Lab」の支援を通じて、次世代の技術者育成と産業界の発展に貢献する意向を表明しています。
この新たな体制によって、ギブリーはさらなる革新を目指し、高度な技術と教育の両面で未来を切り拓いていくことでしょう。今後の展開に注目が集まります。