福島県発、「TEA&THINGS」の新体制について
「TEA&THINGS」は、福島県を拠点にした新しいお茶ブランドです。自家栽培のハーブと地域の規格外フルーツを使い、その自然な甘みと香りを楽しめるフルーツハーブティーを提供しています。特に、地域のストーリーを反映した商品開発に力を入れており、2022年に設立されて以来、福島大学や聖光学院高等学校の学生たちが様々な活動に参加し、学びを実践に結び付ける教育プロジェクトとしても注目されています。
最近、株式会社ミライクルラボと、ブランドに関わるその他の組織と協力し、新たな運営体制が発表されました。この三者の協働により、TEA&THINGSをさらに成長させるための基盤を整えることが目指されています。
学びの成果を社会へ継続的に発展させる
TEA&THINGSは、学生たちや地域社会が携わって生み出した商品を「学びの成果」として終わらせることなく、社会に循環する製品として育てることを重視しています。そのためには製造や流通、開発の体制強化が不可欠です。そこでミライクルラボが参画し、戦略の立案から実行に至るまでの道筋を示すすることになりました。
彼らのアプローチは、単なるブランドの買収ではなく、地域の教育機関や関係者との協力を通じて、地域に根差した価値をより良い形で広めていくことに重点を置いています。この体制の下、ミライクルラボは販売や流通を担当し、Kokageが製造・開発に関与する形で進められます。また、聖光学院高等学校も引き続き、学びの場としての役割を担います。
新たな物販事業「たちまちプロジェクト」の立ち上げ
体制の構築と並行して、ミライクルラボは「たちまちプロジェクト」を始動します。このプロジェクトは、学校や地域で生まれた商品やサービスが単発的なものでなく、社会で持続的に循環する形を目指すものです。根本には、地元の創造性や価値が外部の組織に一方的に吸収されるのではなく、対話を通じて次世代の担い手に繋いでいく理念があります。
さらに、TEA&THINGSは学校のイベントや地域の祭りなどで販売し、地域の魅力を発信してきました。今後は「お茶を通じて地域や人のストーリーを感じる」という体験型ブランドのコンセプトをもとに、製造体制や販売方法を見直し、より多くの人に愛される商品へと成長させていく狙いです。
全国展開を目指して
特に全国展開については、地域の人々との対話を重視し、様々なフレーバーの開発やワークショップの開催を目指しています。福島で誕生したブランドの背景を尊重しつつ、地域とのつながりを大切にし、その価値を正しく伝えられる形で全国に広めていきます。
今回の取り組みにより、「TEA&THINGS」はその位置づけやアイデンティティを明確にし、教育を起点にした活動を通じて、地域社会への貢献を目指していきます。教育や事業が結びつく形で、学びの成果が地域に還元されるという循環モデルの創出に挑んでいます。
また、ブランドの歩みや理念をしっかりと整理する「ストーリーブック」も作成され、商品の販売やイベント時に共有することで、参加者が共通の理解を持てるようにする施策も進行中です。このようにして、TEA&THINGSは福島という地域の文化や人々の想いを大切にしながら、新たな一歩を踏み出しています。今後の展開に期待がかかります。