フリービット、web3時代の新たな株主還元施策を実施

フリービットの新しい株主還元施策

フリービット株式会社は、web3時代における株主還元施策「フリービット株主DAO」を発表しました。この施策では、独自のポイントシステム「TONE Coin」を活用して株主の方々へリアルな価値の還元を目指しています。この新しいアプローチにより、株主と企業の関係がさらに深まることが期待されています。

ステークホルダーコミュニティ「フリービット株主DAO」

「フリービット株主DAO」は、株主がweb3型のコミュニティに参加する仕組みで、株主がTONE Coinを貯めることで、企業のスタッフとのコミュニケーションや専用掲示板への発言が可能になります。

今回、フリービットはこの「TONE Coin」を使った株主優待の展開を強化することを決定しました。具体的には、TONE Coinを利用して、「フリービット・プレミアム優待倶楽部」のポイントを最大2倍に増やす特典を導入します。この特典は、2023年9月25日から開始されます。

株主優待の価値還元の拡大

フリービットは、株主に向けた還元の強化を図るために、TONE Coinの利用範囲を広げています。株主の皆さまがTONE Coinを2コイン以上獲得すると、追加の優待ポイントが大幅に増加する仕組みを採用しました。具体的なポイントのアップ率は、株式を保有する数量に応じて変動し、最大2倍までのポイントアップが行われます。

この制度は、株主の経済的メリットを高めるのみならず、企業との結びつきをより強固にします。そして、フリービットが昨今提唱する「One Vision」計画のもと、株主の価値をさらに引き上げることに貢献します。経済的だけでなく非経済的なリターンをも提供し、株主DAOを通じたコミュニティの健全な発展を目指しています。

完全web3型技術「Portfolia」

これらの取り組みは、フリービットが20年にわたって開発してきた「Portfolia」という技術に基づいています。「Portfolia」技術は、フリービット独自の非中央集権型のマルチレイヤ基盤を用いており、利用者のスマートフォンを新しいインターネットの支えとなるインフラの一部として運用するものです。これによりユーザーは、余剰な資源を用いてネットワークを維持し、データの信頼性を確保しながら共に価値を創出していくことが可能になります。

TONE Coinのシステムとその意義

「TONE Coin」は、プログラムが常にバックグラウンドで起動しているだけで自動的に貯まる独自のポイントシステムで、ユーザーが充電中のスマートフォンの余剰リソースを提供することでポイントを得ることができます。これにより、ノードとしての役割を果たしながら、持続可能な社会への貢献が行えます。

参加の流れと特典

株主の皆様は、公式の案内状に従ってスマートフォンから「フリービット株主DAO」に参加登録を行うことが求められます。参加登録後、「TONE Coin」を獲得し、優待ポイントアップの申し込みを行うことで特典を享受できます。

さらに、多彩な商品と交換できる「フリービット・プレミアム優待倶楽部」で豊富な選択肢から商品を選ぶことができ、ポイントの使用範囲が広がります。

フリービットの取り組みは、株主社会の変革を目指すもので、今後もweb3を基盤とする新しいビジョンの実現に向けて加速していくことでしょう。