建設業の労務費基準を議論するワーキンググループが始動
建設業の労務費基準に関するワーキンググループ発足
2023年9月10日より、中央建設業審議会内に設置された「労務費の基準に関するワーキンググループ」が初の会合を開催します。このワーキンググループは、改正建設業法(2023年9月施行)を考慮しながら、建設工事にかかる労務費の基準を整備することを目的としています。
改正建設業法の背景
改正された建設業法は、建設業界の担い手となる技能労働者の処遇改善を必要不可欠な課題と位置付けています。労務費に関する明確な基準を設けることで、業界全体の労働環境の向上が期待されており、労働者の待遇向上が重要なテーマとなっています。
初回会合の詳細
1. 日時: 令和6年9月10日(火)13:00~15:00
2. 場所: 中央合同庁舎第3号館11階特別会議室(東京都千代田区霞が関2-1-3)
3. 議題:
- 労務費の基準に関する経緯
- 主要な論点に対する考え方
- 今後の検討の進め方
会合は傍聴可能ですが、座席数には限りがありますので、関心のある方は事前の登録が推奨されます。また、会議の様子は冒頭の部分だけカメラで撮影が許可されているとのことです。
登録は、9月9日までに専用フォームで行う必要があります。
今後の動き
このワーキンググループの活動によって策定された基準は、建設業の現場における労務費の透明性を高め、建設業界全体の健全な発展に寄与するものと期待されています。また、会議で使用される資料は後日、国土交通省のウェブサイトに公開される予定です。
ワーキンググループの結論や提言がどのように反映されるか、今後の動向が注目されます。
お問い合わせ・参考
国土交通省不動産・建設経済局、建設人材・資材参事官室への問い合わせが可能です。詳しい情報や資料について知りたい方は、国土交通省の公式ウェブサイトもご覧ください。