アプリ連動型ウォーターマネジメントサーバー『WATER BASE』が大宮で実証実験
さいたま市大宮区にある「エキスパートオフィス大宮」で、アサヒ飲料株式会社が開発した国内初のアプリ連動型ウォーターマネジメントサーバー『WATER BASE』の実証実験が2024年12月2日より開始されます。この画期的なシステムは、サステナブルな水の消費と管理を促進することを目的としており、利用者に新たな給水体験を提供します。
『WATER BASE』の仕組み
『WATER BASE』は、専用アプリとQRコード付きの専用ボトルを使用することで、来訪者が簡単にドアを開け、安心して給水できる会員制のシステムです。アプリを使うことで給水量を視覚的に把握でき、同時に水分摂取の継続を促す情報も提供されます。この機能は、現代の健康意識の高まりに対応するものです。
近年、特にZ世代を中心に、水の摂取量を意識的に増やす動きが広がっており、ミネラルウォーターやウォーターサーバーの市場が急成長しています。一方で、外出先での給水スポットの少なさや給水機の不安感も課題とされています。そのため、『WATER BASE』の導入は、これらのニーズに応えるだけでなく、健康とサステナビリティに結びつく魅力的なサービスとなるでしょう。
実証実験の目的
今回の実証実験では、エキスパートオフィス大宮を利用するZ世代の方々にフォーカスし、水の飲用量や頻度、そしてドアロック機能に対する安全性の感覚などを検証します。利用者の行動データを収集し、サービスに対する満足度や利便性を高めるための基礎データを集めていく予定です。
本格展開に向けたサービス内容
本実証実験終了後の本格展開では、以下のようなサービス内容が計画されています:
- - 商品名:WATER BASE
- - 月額利用料金:おおよそ1000~1500円(税別)を想定
- - 機能・設備:QRコード付きの専用ボトル、給水量を記録するアプリ、冷水・常温水・温水・白湯の選択が可能
なお、実証実験で使用される機材は、埼玉に本社を置くウォータースタンド社が提供する浄水型ウォーターサーバーを一部活用する予定です。
会社概要とお問合せ
「エキスパートオフィス株式会社」は、東京都中野区に本社を置き、レンタルオフィスの運営を通じて付帯サービスを提供している企業です。代表取締役社長は齋藤巌氏で、設立は2019年12月です。
本件に関するお問合せは、営業企画本部の亀井朋子までお電話またはメールでどうぞ。
この新たなウォーターマネジメントシステムが、どのように未来の給水体験を変えていくのか、注目が集まります。