米国発のAI企業Aziro、日本市場参入へ
AIを中核としたプロダクトエンジニアリングやデジタル変革サービスを展開するAziro Technologies LLC(本社:米国ジョージア州)が、ついに日本市場への本格参入を表明しました。これに伴い、東京都中央区に「Aziro Japan 開設準備室」を設置し、日本事業責任者として稲嶺充毅氏が就任しました。
日本市場参入の背景
近年、経済産業省が指摘した「2025年の崖」と呼ばれる問題が現実味を帯びてきています。多くの日本企業が直面しているのは、老朽化したレガシーシステムによるデジタルトランスフォーメーション(DX)の障壁です。このシステムの更新を進めるために必要な高度なIT人材が不足しているため、国内リソースだけでこの危機を乗り越えるのは困難な状況です。Aziroは、米国、インド、シンガポール、オーストラリアに拠点を持つことで、世界中の企業と連携し、戦略的パートナーシップを構築してきました。これを日本市場にも展開し、AIネイティブな技術力とグローバルエンジニアリングリソースを直接提供します。
CEOのコメント
Aziro Technologies LLCのCEO、サンジェイ・シーガル氏は「日本では現在、レガシーシステムの問題や熟練IT人材の不足といった危機に直面しています。私たちの日本市場への参入は、日本の企業と共に長期的に協力し、基幹システムの近代化や責任あるAIの実装をサポートする姿勢の表れです」と述べています。
カントリーマネージャーのコメント
稲嶺充毅氏は「Aziroの優れたエンジニアリングチームを日本に紹介することに可能性を感じています。私の使命は、アメリカでの経験を活かし、日本のビジネス慣習に合った形で技術力を最適化し、顧客の問題を解決することです」と語っています。
Aziroの強みと提供サービス
AziroのAIを駆使したエンジニアリングは、日本企業が抱えるシステムの老朽化とリソース不足という二重の課題を解決します。以下のサービスを提供しています。
1. レガシーシステムのモダナイゼーション
Aziroは、ブラックボックス化した複雑なレガシーシステムを、最新のクラウド技術とAIを融合させたモダンなアーキテクチャへと変換します。単なるデータ移行にとどまらず、業務プロセスに生成AIなどの先端技術を組み込むことで、技術的負債を解消し、迅速にビジネスの変化に対処できるシステム基盤を築いています。
2. AIによるインフラ運用の自動化
Aziroは、システムを自律的に監視・運用する「Thinking Infrastructure」と呼ばれるサービスを提供しています。これにより、障害対応の自動化や予兆検出が可能となり、運用コストの削減と共に、365日安定した稼働を実現します。
3. Fortune 500企業品質のグローバル人材提供
Aziroは、Fortune 500企業が高く評価するエンジニアチームを提供しています。AI、クラウド、データサイエンスなどの専門知識を持つチームを、必要な規模と期間で即時に編成し、日本企業のプロジェクトの加速を支援します。
今後の展開
「Aziro Japan 開設準備室」を通じて国内大手SIerやグローバル企業に支援を行う予定です。さらに、日本法人の設立も計画中で、日本市場での事業基盤を拡大していく計画です。
Aziroについて
Aziroは、AIに特化したプロダクトエンジニアリング企業として、世界中の企業と共にデジタル変革を推進しています。その活動を通じて、組織がプラットフォームを最新化し、インテリジェントな自動化を実現することで、イノベーションの加速と新たな収益の創出を目指しています。