タケエイ林業、建設業許可取得と新しい山林の取得を発表

株式会社タケエイ林業は、東京の港区に本社を構える企業で、最近、建設業の許可を取得し、さらには岩手県にて新たな山林を取得しました。この発表は、企業の業務範囲を広げる一環として行われ、林業と建設業が融合する新たな風を感じさせます。

1. 建設業の許可取得

タケエイ林業は、岩手県知事から一般建設業の許可を取得しました。この許可を活用することで、林道の建設や工場用地の整備、さらには治山工事や森林伐採に付随する建設業務を行うことができるようになります。特に、令和7年に発生した大船渡の林野火災の復旧事業においては、被災した木々の整理伐採業務に注力するために、林道や作業道の開設・補修が必要になるとのことです。この新しい許可は、タケエイ林業が被災地域の早急な復旧を支援するための重要なステップと言えるでしょう。

許可番号は「岩手県知事許可（般－７）第40282号」で、令和7年11月19日から令和12年11月18日までが有効期間です。特に、許可された業種は土木工事ととび土工工事となっており、これからの活動が多岐にわたることが期待されます。

2. 新たな山林の取得

タケエイ林業は、このたび新たに14.7ヘクタールの山林を取得しました。これによりTREグループ全体での保有社有林面積は約1,005ヘクタールに達しました。具体的な取得場所は、岩手県遠野市宮守町下宮守に位置するアカマツ林（約9.85ヘクタール）と、八幡平市の兄川及び作平で取得した広葉樹と杉の森（約4.85ヘクタール）です。

山林所在地と面積

所在地	種類	面積
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岩手県遠野市宮守町下宮守	アカマツ	約9.85ha
岩手県八幡平市兄川、作平	広葉樹、スギ	約4.85ha

3. 今後の展望

タケエイ林業は、第2次中期経営計画において「再生可能エネルギー事業の推進」を重要な基本戦略と位置づけています。これに基づき、地域の森林組合や素材生産者と連携し、持続可能な森林経営を進めています。今後も社有林の取得と適切な森林管理を通じ、地域社会や地球環境の保全に貢献していく方針です。

このようにタケエイ林業は、復旧事業への参画や持続可能な森林経営を通じて、地域社会に根ざした企業としてさらなる成長を目指しています。