ベビーカレンダーとセキュリティツール「Securify」の導入事例
日本最大の育児支援サイトを運営する株式会社ベビーカレンダーは、セキュリティツール「Securify」を導入し、セキュリティ強化を図っています。この導入事例を通じて、あなたのビジネスにも役立つ情報をお届けします。
株式会社ベビーカレンダーとは?
株式会社ベビーカレンダーは、1991年に創立された企業で、主に女性や出産に関する支援を行っています。メディア運営の他、医療機関への独自サービスの提供も行い、「顧客中心」「スピード」「Wow!を提供」の理念を掲げて日々サービス改善に務めています。
同社が運営するメインサイト「ベビーカレンダー」は、月間PV数が3.1億を超え、会員数は毎年36万人を越えるなど、育児情報を求める多くの利用者から支持を受けています。また、複数のYouTubeチャンネルも運営しており、視聴数は月間7000万回を超えるとされています。
Securify導入の背景
ベビーカレンダーがSecurifyを導入するに至った理由は複数あります。まず、脆弱性診断ツールの運用が全般的に複雑であったため、利用頻度が低下していました。現行のツールが提供していた診断項目数が非常に限られていたため、実際のセキュリティ診断としての信頼性に不安がありました。
さらに、ツールを使いこなす専門的人材が不足しており、新規リリース時にのみ診断を行う状況で、日常的なセキュリティチェックが欠けているのも大きな課題でした。特に、WordPressにおけるセキュリティ対策が弱まっていることも、導入決定の一因でした。
Securifyの効果
Securifyを導入後、ベビーカレンダーでは定期診断機能を活用し、セキュリティチェックの習慣化を実現しました。Securifyは約3000の診断項目を提供しており、CVE単位での診断項目も増加中です。使いやすいユーザーインターフェースにより、専門知識がなくても利用がスムーズになりました。
また、Slackとの連携により、診断結果の迅速な共有が可能になり、対応がスピーディに行える体制を構築しました。これにより、運用の効率も大幅に改善されました。WordPress診断やSaaS診断機能も導入され、全体的なセキュリティレベルの向上が実現されました。
今後の展望
株式会社ベビーカレンダーは、今後もSecurifyを活用し続け、さらなるセキュリティ強化を目指すとしています。テクノロジーの進化に伴い、セキュリティへの取り組みは今後ますます重要性を増すことでしょう。ベビーカレンダーの取り組みは、他の企業にとっても貴重な参考材料となります。
株式会社スリーシェイクについて
Securifyを開発した株式会社スリーシェイクは、ITインフラ領域に特化したテクノロジーカンパニーです。2015年の創業以来、AWSやGoogle Cloud、Kubernetesに精通したプロフェッショナルたちがサービスを提供しており、クライアントの技術戦略の立案から運用までを支援しています。セキュリティサービス「Securify」、クラウド型データ連携ツール「Reckoner」、そしてフリーランスエンジニア特化型の人材紹介サービス「Relance」など、多様なプロダクトを展開し、DX時代における技術戦略の充実化を図っています。
詳細情報は、以下のURLからご覧いただけます。