リアルなドラゴン皮革
2024-04-17 10:18:40
アニメファン必見!リアルなドラゴン皮革を実現する新サービス
まるで本物のようなドラゴンの皮革が生まれた理由
近年、アニメやコスプレ文化の広まりに伴い、造形物や衣装制作が盛況を極めています。しかし、コスプレ衣装の製作には高い専門性と技術が求められ、そのハードルは決して低くありません。そこで登場したのが、大本染工株式会社が展開する「2.5Dプリントサービス」です。このサービスは、空想上の生物や実在しない素材をリアルに再現することができる新しいプリント技術として、多くの注目を集めています。
新たなプリント技術「2.5Dプリント」
「2.5Dプリント」とは、特殊なインクを使用して対象物に凹凸をつけ、立体的な表現を可能にする技術です。この印刷手法を用いることで、例えば生物の鱗のような表皮や、ドラゴンの皮革といったリアルな仕上がりを実現しています。プリントは、通常のフェイクレザーよりも自由にカラーバリエーションや光沢を選ぶことができるため、クリエイターの創造性を最大限に引き出します。
サービスの詳細
この新技術を利用した製品は、コスプレ衣装だけでなく、様々な雑貨やアパレルに応用可能です。例えば、60cm×60cmのサイズで提供されるこのプリントサービスは、価格が8000円から設定されており、別途生地代やデータ作成費用が必要です。さらに、この技術により多くのデザインが実現できるため、カスタマイズの幅も広がります。
POPUPイベント情報
2024年5月1日から5月31日の期間中、新宿オカダヤ本店で「超素研×オカダヤ異世界素材市」が開催されます。このイベントでは、2.5Dプリントサービスを利用したドラゴンの鱗風フェイクレザーや、パイナップル皮の布用シールなどが展示・販売される予定です。アニメファンやコスプレイヤーにとって、このイベントは見逃せない機会となることでしょう。
大本染工の進化
大本染工は、1951年以来、京都を拠点に約90年にわたり生地のプリント加工を行ってきました。プリント技法の進化とともに、伝統的な手捺染に加え、フラットスクリーン捺染、さらには現在の最新技術であるUVインクジェットプリンタを導入し、様々な素材への対応を可能にしています。彼らの目指すところは、ファッション産業に限らず、広く生活文化産業のすべてに価値を提供することです。
まとめ
新たに登場した2.5Dプリントサービスは、コスプレやアニメ文化を楽しむ人々に新しいクリエイティブな可能性を提供しています。今後もこのサービスを活用して、さまざまな素材やデザインが生み出されることが期待されます。興味のある方は、ぜひ新宿オカダヤで開催されるイベントに足を運んでみてください。
会社情報
- 会社名
-
大本染工株式会社
- 住所
- 京都府京都市伏見区横大路千両松町201
- 電話番号
-
075-621-8881