住友林業が手掛ける新たな住環境「RENDER Tucker」の開発
住友林業株式会社の100%子会社であるCrescent Communities, LLC(以下、クレセント社)と、中央日本土地建物株式会社(以下、中央日本土地建物)が手を組み、アメリカ・ジョージア州アトランタ市近郊で木造賃貸用集合住宅「RENDER Tucker」を開発することが発表されました。このプロジェクトは、2028年4月の竣工を見込んでおり、312戸を有する広大な賃貸棟が整備される予定です。
「RENDER Tucker」の魅力
「RENDER Tucker」は約13エーカー(約52,600m²)の土地に総延床面積27,371m²の賃貸用集合住宅6棟を建設します。自然と調和した落ち着いた住環境を創り出すため、住居棟の周囲には美しい庭や緑地が設けられます。また、共用施設にはコワーキングスペース、フィットネス、プールなど、多様なライフスタイルに応えるための機能が備わる計画です。これにより、住民は快適で便利な生活を享受できるでしょう。
環境へ配慮した木造建築
本プロジェクトでは木造枠組壁工法が採用されており、2×4材の使用によって鉄筋コンクリート(RC)造に比べてコストを抑制します。木造建物はその性質上、建設過程でのCO₂排出量を減らし、木の特性により、吸収したCO₂を長期間固定することが可能です。こうした環境への配慮が、脱炭素社会の構築に貢献することが期待されています。
アトランタの交通利便性
「RENDER Tucker」は、タッカー市に位置し、主要高速道路I-285まで車で約2分、I-85までは約6分という交通の便の良さが特徴です。また、車でアトランタ市の中心部までは約35分、アトランタ国際空港へは約40分でアクセス可能で、生活利便性も高くなっています。周辺にはショッピングモールやスーパーマーケットも豊富にあり、住民にとって理想的な環境と言えるでしょう。
事業の背景と強力なパートナーシップ
住友林業グループと中央日本土地建物は、ワシントンD.C.やデンバー、シアトル、ボストンなど、アメリカ各地でいくつかのプロジェクトを成功に導いてきました。今回の「RENDER Tucker」プロジェクトは、両社の協力に基づく新たなステップであり、2017年からアメリカの不動産開発事業を展開する住友林業にとって、重要なプロジェクトとなります。
未来へのビジョン
住友林業グループは、「木」を軸にした事業をグローバルに展開しており、2030年までのビジョン「Mission TREEING 2030」を掲げています。このビジョンでは、CO₂の吸収量を増やし、木造建築の普及を進めることで、持続可能な社会への貢献を目指しています。中央日本土地建物も、環境性能の高い不動産の開発に力を注いでいく方針です。
物件の詳細
- - 物件名:RENDER Tucker
- - 所在地:2059 Northlake Pkwy, Tucker, GA
- - 賃貸面積:27,371m²(294,624平方フィート)
- - 棟数・構造:住居棟6棟/共同施設1棟・木造
- - 着工:2026年1月
- - 竣工:2028年4月
このようにアメリカでの新たなプロジェクトは、住友林業にとってさらなる展開の一部であり、持続可能な開発のモデルケースとして期待されています。