地域課題に取り組む奈良の12団体を応援
奈良県には、地元の課題解決に積極的に取り組む団体が数多くあります。そんな団体たちを支援するための寄付型クラウドファンディング「楓工務店ならスマイルリレー」が、2025年11月4日からスタートします。主催するのは、奈良市を拠点に住宅事業や不動産事業を展開するアイニコグループ株式会社です。
この取り組みは、地域内の様々な課題、例えば少子高齢化や子どもの貧困、環境保全など、「家づくり」だけでは解決できない大きな問題に直面したことから生まれました。企業と市民、行政が協力し合って地域課題に立ち向かうという新たな仕組みとして「ならスマイルリレー」は誕生したのです。
本プログラムの特徴
「ならスマイルリレー」に参加する団体は、奈良県内から選ばれた12の非営利団体です。彼らはそれぞれ独自の活動を通じて途切れることなく地域に貢献しています。集まった寄付金は、各団体が実施する具体的な活動の資金として直接配分されます。また、主催者であるアイニコグループが決済手数料を負担するため、寄付金は100%団体に届きます。これは、支援者の思いを無駄にすることなく、地域を育む力となる仕組みです。具体的には、以下のような団体が参加しています。
- - gratia: 地域住民が集まるイベントを企画し、笑顔を生む場作りに取り組んでいます。
- - つむぎ: 介護人材の育成を行い、「ナナゴーの日」を通じて感謝の文化を育む活動に注力しています。
- - STYLEY: チアダンスを通じて地域に活力を届けるチームで、年齢や経験に関係なく参加できます。
- - まほら天理: 地域の歴史や文化に触れ合うセミナーやイベントを開催し、観光振興に寄与しています。
- - えがおのミカタ: 不登校や発達特性を持つ子どもや家庭に寄り添い、安心できる居場所を提供しています。
- - アットリンク奈良: 性暴力被害者に対し、相談やカウンセリングなどを通じて個人的な支援を行っています。
- - 市民ひろばなら小草: 子どもたちに学びの場を提供するNPOです。
- - さくらい菜の花プロジェクト: 地域の環境を守りながら、食育と世代間交流を推進しています。
- - つながり祭実行委員会: 障害者と地域住民の交流を深める文化祭を開催しています。
- - 日本足育プロジェクト協会: 足育やフットケアの普及に意欲を燃やしています。
- - SEVEN奈良: 子どもたちに学びと成長の場を提供するサッカースクールです。
- - 子育て家庭保育看護協会: 特に多胎ファミリーの支援に力を入れています。
この新たな取り組みを通じて、奈良の未来が育まれ、支援の輪が広がることを期待しています。ぜひ、公式ページを訪れて、地域の課題解決に応援をお願いします。
アイニコグループ株式会社について
アイニコグループ株式会社は、奈良県奈良市に本社を置き、住宅や不動産、保育、介護など幅広い事業を展開しています。彼らの企業理念は「笑顔を創造し続ける」であり、地域社会への貢献を大切にしています。住宅建設業を通じて得られた人とのつながりを大切にし、長期にわたる関係を築くことを目指しています。
設立は2007年で、代表は田尻忠義氏です。さらに、彼らは人材育成にも力を入れ、若手社員の成長を重視する企業姿勢を持っています。
これからも、奈良の地域を支える新たな取り組みに注目していきたいと思います。