KAMOGAWA BAKERYの新しい提案
2020年10月31日、京都・河原町丸太町に新たにオープンする「KAMOGAWA BAKERY」は、コロナ禍を背景にした新しいスタイルのベーカリーです。この店舗では、ベーグルを主力商品として提供し、食事を楽しむという新しい体験を提案しています。特に注目すべきは、顧客がタッチパネルでパンをオーダーし、セルフレジで支払うスタイル。こうした工夫により、パンやトングへの接触を最小限に抑え、感染リスクを大幅に軽減しています。
事前オーダーで安心な体験を
さらに、プレオーダーピックアップの仕組みを取り入れており、利用者はスマホで事前にオーダーし、指定時間に受け取ることができます。このシステムにより、店舗での滞在時間を短縮し、安心して商品を受け取ることが可能です。
ベジタリアンやアレルギーへの配慮
KAMOGAWA BAKERYでは、メニューの約80%がベジタリアンやヴィーガンに対応しています。バターやミルクといった動物性食材を使用せず、植物由来の素材を活かしたメニュー展開を行い、食の制限を持つ方々にも配慮した内容となっています。この考え方は、企業のSDGsへの取り組みとも密接に関連しており、消費者の環境意識の高まりを反映しています。
SDGsの取り組み
昨今の消費者は、環境や食の多様性についての意識が高まっています。KAMOGAWA BAKERYは、こうしたマーケットのニーズに応えるべく、「ゆるベジ」や「週一ヴィーガン」といった新たな食生活のスタイルにもフォーカスし、誰もが罪悪感なくパンを楽しめるよう工夫されています。また、フェアトレードコーヒーの使用やプラスチックフリーの取り組みも行い、持続可能な環境作りを目指しています。
特徴的なメニューの紹介
主なメニューには、以下のようなものがあります。
1.
あたらしい食パン™:北海道産小麦「春よ恋」と「もち麦」を用い、植物性の材料だけで作るにもかかわらず、濃厚で豊かな味わい。
2.
プレーンベーグル:北海道産小麦「ゆめちから」を使用し、もっちりとした食感に仕上げ、ほんのり甘い味わいが特徴。
3.
カレーベーグル:植物由来のミンチを使ったキーマカレーが詰まったベーグルで、肉を使用しなくても質の高い味わいを実現。
レセプション・プレスデーの開催
オープンに先立ち、10月29日と30日にレセプション・プレスデーが開催され、インスタグラマーやメディア関係者が新メニューを試食し、店舗のコンセプトを体験しました。記憶に残る体験とともに、関係者には特別な記念品が配られました。
店舗情報
KAMOGAWA BAKERYの所在地は、京都市上京区伊勢屋町386、神宮丸太町駅から徒歩5分の便利な場所にあります。営業時間は8:00から18:00まで。定休日はなく、売り切れ次第終了となっています。詳細は公式ウェブサイト(
kaomogawabakery.com)をチェックしてください。
まとめ
KAMOGAWA BAKERYは、コロナ禍での新しいスタイルを持ち込み、ベジタリアンや持続可能な食への配慮を行いながら、多様なニーズに応えるベーカリーとして注目を集めています。新しい食文化の一翼を担う店舗として、その動向には要注目です。