障がい者が活躍する新たなカフェ業態「イムオム藤が丘」の挑戦

障がい者が輝く場所「イムオム藤が丘」

株式会社IMOMは、2024年10月1日に新たな就労継続支援B型事業所「イムオム藤が丘」を愛知県に開設します。これは障がい者の方々がカフェの裏方作業を通じて自らの価値を見出し、社会での役割を果たすことを目指した新しい取り組みです。

就労継続支援B型とは

就労継続支援B型は、一般企業で働くことが難しい人々に就業の機会を提供するサービスです。参加者は簡単な作業を行うことが多く、この数年で事業所の数は2倍に増加しています。しかし、IMOMではこれをさらに進化させ、専門的なカフェ運営を取り入れています。

IMOMのユニークなアプローチ

IMOMの就労継続支援B型は、カフェの運営自体をプロフェッショナルが行うというスタイルが特徴です。カフェの商品製造やコーヒー関連業務は、優れた専門家が担当し、障がい者の方には裏方の重要な役割を任せています。たとえば、マーケティングデータの集計やインフルエンサーのリストアップなど、専門的なスキルを活かした業務を行います。

日本一のバリスタがサポート

イムオムのカフェには、日本一のコーヒー大会での受賞歴を持つバリスタが在籍しており、品質の高いコーヒーを提供しています。これにより、障がい者の皆さんは支援を受けながら、高付加価値な商品を生み出すことができるのです。

障がい者の可能性を広げる

IMOMは就労継続支援B型を通じて、障がい者の能力を最大限に引き出すことを目指しています。代表取締役の松田雄基氏は、「誰もが生きやすい、寛容な社会をつくる」ことを理念に掲げており、それが事業の根幹を成しています。

障がい者が自分の役割を見つけ、誇りに思える仕事を持つことは重要であり、IMOMはその実現に向けた活動を続けています。具体的には、愛知県内での工賃が低い中、IMOMでは地域平均の約2倍の時給を提供することで、障がい者により良い生活を実現しようとしています。