男性育休取得率100%!株式会社アントレの育休制度が実現する働き方改革
2021年6月から男性育児休暇制度を導入した株式会社アントレ(本社:東京都千代田区)では、2024年6月現在、男性育休取得率が100%を達成しました。厚生労働省の発表によると、日本の男性育休取得率は17.13%(2023年7月)と、依然として低い状況です。
アントレでは、男性社員の育休取得を促進するために、制度導入だけでなく、取得しやすい環境づくりにも力を入れてきました。その結果、男性社員全員が育休を取得し、全員が「復職後も育児に積極的に参加している」と回答するなど、大きな成果を生み出しています。
男性社員が育休を取得した理由とは?
アンケート調査では、育休取得の理由として、「妻の不安を払しょくしたかった」が71%と最も多く、次いで「育児に積極的に関わりたかった」「制度があるなら活用したいと思った」が57%という結果になりました。
男性社員の多くは、妻の負担を軽減したいという思いや、自分自身も積極的に育児に関わりたいという強い意志を持って育休を取得していることがわかります。
育休取得によるポジティブな変化
育休取得による変化として、全員が「復職後も育児に積極的に参加している」と回答したほか、「育児の大変さを実感した」「妻のストレスが軽減された」が71%、「夫婦の関係が良好になった」「ワークライフバランスを意識するようになった」が50%を超えるなど、多くのポジティブな変化が報告されています。
男性社員は、育休を通して育児の大変さを理解し、夫婦で協力して子育てに取り組むことの大切さを実感したようです。また、育休取得によって、仕事とプライベートのバランスを見直す機会となり、より働きやすい環境へと変化したと考えられます。
出生直後からの育休取得が主流に
育休取得時期は、「出生後1か月から6か月の間に取得した」が86%と最も多く、次いで「子どもの出生日から取得」という結果になりました。これは、男性社員が積極的に育児に関わりたいという意欲を示しており、出産直後から積極的に育児に参加したいという意識の高さを反映していると考えられます。
男性育休取得促進に向けた取り組み
アントレでは、男性社員が育休を取得しやすい環境づくりとして、以下の取り組みを実施しています。
育休取得に関する社内研修の実施
育休取得を支援する制度の充実
育休取得に関する相談窓口の設置
育休取得中の社員へのサポート体制の強化
これらの取り組みを通じて、男性社員が安心して育休を取得できる環境を整備することで、男性の育休取得促進を図っています。
社会全体の課題とアントレの挑戦
日本は人口減少が進む中、人手不足が深刻化しており、企業は人材確保に苦慮しています。同時に、子育て世代の労働力確保は、社会全体で取り組むべき課題となっています。
アントレは、男性育休取得率100%という実績を通して、男性の育休取得が、企業にとっても社会にとっても大きなメリットをもたらすことを示しています。今後、アントレは、男性育休の更なる普及と、働き方改革の推進に向けて、積極的に取り組んでいきます。