サステナビリティと新たな経済価値を創造するSX戦略
2024年12月に、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)によって発表された「SX戦略」は、2050年を見据えたビジョンを掲げており、新たな経済価値の創出を目指しています。この戦略は、企業のサステナビリティの重要性を強調し、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)が企業にとって必須の成長戦略となることを予告しています。2030年に向けて、良好な資源・炭素循環の社会の実現を目指す中間目標も設けられています。
SuMPOでは、企業や生活者の意識を変革し、持続可能性を高めるための「サステナブルデザイン」の強化に取り組んでいます。このデザインは、サステナビリティを実現するための革新的な方法を提供するものであり、様々なアクションプランが施行されています。
SX戦略セミナーの開催目的
2025年8月1日(金)、大阪市の公益社団法人國民會館で開催されるSX戦略セミナーは、SX経営に対する理解を深め、具体的な取り組みを共有する場として位置付けられています。セミナーの第一部では、SuMPOの戦略についての発表が行われ、特に企業が直面する環境問題や持続可能性に向けた具体的な行動がシェアされます。第二部では、パナソニックや日本化学キューエイの代表が登壇し、各社の取り組みについての実体験を語ります。
セミナーのプログラム内容
【第一部】
SuMPO専務理事の壁谷武久による歓迎の言葉。
- - SuMPOのSX戦略について 15:10〜15:30
本部長の鶴田祥一郎がSX戦略の概要を解説。
- - 環境情報の価値化について 15:30〜15:50
EPD事業部室長代理の神谷優大が地域および国際市場における環境情報の活用について話します。
- - 共創強化型データベース 15:50〜16:10
サステナブルデザイン実装事業部の椿友和が新たなデータ利用法について紹介。
- - 再生プラスチック認証制度 16:10〜16:30
戸田寛明氏が日本型スキームに関して講演します。
【第二部】
- - パナソニックの環境活動 16:35〜16:55
環境経営推進部の佐々木秀樹氏がEPDの取り組みについて。
- - 日本化学キューエイの取り組み 16:55〜17:15
金原鉱三氏が現在進めているサステナビリティのプロジェクトについて語ります。
まとめ
このセミナーは、SX経営を推進している企業の経営者や実務担当者、さらには行政関係者など多様な立場の人々が参加し、サステナビリティの現状や未来についての洞察を得られる絶好の機会です。持続可能な社会を実現するための具体策やビジョンについて、参加者同士で意見交換を行うことで、新たな知見を得ることができるでしょう。興味のある方は、ぜひ参加してみてください。