若者の未来を切り開く!無償のサステナ教育プログラムが始動
若者の未来を支えるサステナビリティ実践プログラム
日本総合研究所が2022年度に向けて新たに提供する無償の「SAKIアカデミアプログラム」は、サステナビリティの知識を実生活に生かすためのワークショップ型教育を特徴としています。日本国内の高等学校や大学を対象とし、特に未来のリーダーとなるべき若者たちに対して大きな影響を与えることを目指しています。
プログラムの背景
2020年度に開発された本プログラムは、初めて大学講義およびSDGsに関する教育を高等学校の教師に提供し、これまでに2,000名以上が受講しました。受講生たちは、その知識をさまざまな産業研究やキャリア選択に役立ててきたことで好評を得ています。最近の調査では、SDGsに関する知識を授業で取り入れる意義として、知識習得やキャリア形成の実生活での活用が重要視されています。
一方、環境問題や社会課題に関心を持つ若者は多いものの、実際に社会貢献活動に参加している学生は大学生で20%未満というデータが示すように、アクションに移せていないことが明らかになっています。そこで、日本総研は環境問題を教科書の中に留まらず実際のアクションへとつなげるワークショップ型プログラムの開発に着手しました。
新しいワークショップ型教育プログラム
今回のプログラムは、講義とワークショップの二部構成を採用しています。第1部では、SDGsやサステナビリティに関する基礎知識を身につけ、社会動向や企業の取り組みを難しい専門用語なしで学ぶ機会が提供されます。第2部では、最新の社会的なトピックを基に、自らの将来や生活にどのような影響があるのかを考え、自分たちの意見を形成するワークショップが行われます。
提供プログラムの具体的内容
このプログラムは、特に次の3つの枠組みで構成されています。
1. 基礎的な知識の習得・生活への影響の考察:ESGやSDGsに関する最新の動向や社会的影響を理解し、個人またはチームで意見をまとめることに重点を置きます。
2. 座学形式のプログラム:産業動向やサステナブル・ファイナンスに関する知識を深めるための座学を行い、進路選択に役立つ情報を提供します。
3. 授業設計支援:教職員向けに、授業でSDGsやサステナビリティを取り上げるための教則資料やファシリテーション支援を行います。
プログラムの利用方法
プログラムはオンラインまたは対面で行うことができ、担当講師は日本総研の研究員です。各プログラムに必要な時間は90分で、受講機関の授業や教育環境に合わせて調整が可能です。私たちはこの機会を通じて、教育現場でのサステナビリティの総合教育が進むことを期待しています。申し込みは、対象となる教育機関の教員が行うことができ、先着20機関の募集となっており、申し込み期限は2022年12月16日までです。
意義ある問いかけ
このプログラムに参加することにより、若者たちはSDGsやサステナビリティの知識を深めるだけでなく、自らの将来に対しても前向きな影響を与えることができるでしょう。環境問題や社会課題の解決に向けた行動へとつながる一助となることを期待しています。私たちの未来をより良いものにするために、今こそアクションを起こしましょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社日本総合研究所
- 住所
- 東京都品川区東五反田2-18-1大崎フォレストビルディング
- 電話番号
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03-6833-0900