キャッシュビーデータが新たに提供するサービスとは
キャッシュビーデータ株式会社(CBD)は、キャッシュバックアプリ「CASHb」を運営する企業と提携し、新たな調査及び広告サービスを展開することを発表しました。このサービスは、主に生活者の購買データを活用し、企業がより効果的にターゲットマーケティングを行うためのものです。CBDは2021年に設立され、今後のビジネスシーンにおいても積極的にその存在感を示していくことが期待されています。
設立の背景
現在、デジタル技術の進展に伴い、企業はAIやビッグデータ、IoTなどを活用した新しいビジネス手法を模索しています。特に、新型コロナウィルスの影響で、デジタル化は一層加速し、企業にとってもデータ活用の重要性が増しています。日本においても、データの利活用は今後のビジネススタンダードになると考えられています。
CBDは、AIやビッグデータを駆使し、日本市場を国際的な水準に引き上げることを目指して設立されました。彼らは、利用企業だけでなく生活者もメリットを享受できるよう、セルフサービス方式で提供される新しいタイプのサービスに注力しています。
提供するサービスについて
CBDは二つの主なサービスを提供します。まずは、生活者に向けた調査サービス「賢い買物スキルの生活者向けアンケート」です。これは、CASHbアプリを利用する消費行動の高い生活者を対象にしたもので、アンケート調査が簡単に行えます。利用者は、申し込みから結果報告までを自己操作で行い、必要な情報を手に入れることができます。
次に、ターゲット広告サービス「スキップされないターゲット広告」です。これはAIを活用し、個人の価値観や関心に基づいて広告を届けることができるサービスです。広告を閲覧した生活者には、アプリ上でキャッシュバックが付与されるため、さらなる価値提供が実現されます。
各サービスの詳細
リサーチサービス
「賢い買物スキルの生活者向けアンケート」は、消費者の購買行動に関する重要なデータを収集する手段であり、企業はいつでも手軽に必要な情報を得ることができます。
ターゲット広告サービス
このサービスにより、従来のデモグラフィック情報に加え、個別の価値観に基づいた広告配信が可能になります。ターゲットに特化したアプローチにより、広告の効果を高めることが期待されます。
会社のコメント
キャッシュビー株式会社の代表取締役である安藤氏は、CBDの設立背景について、「消費財メーカーや小売業者にとって、生活者の意見は極めて重要です。特にコロナ禍でのコミュニケーション機会の減少が影響を及ぼす中で、データを有効活用し、企業と生活者の交流を活発化させることが求められます」と述べています。これにより、より良い消費社会の実現を目指すことが強調されています。
小川代表取締役は、「効率よくデータを活用し、コストパフォーマンスの高いサービスを提供することで、クライアントの期待に応えていきたい」と語っています。
会社概要
- - 名称: キャッシュビーデータ株式会社
- - 所在地: 東京都港区元赤坂1-2-7 赤坂Kタワー4階
- - 設立: 2021年3月
CBDは今後も新たな価値を提供し、企業と生活者のコミュニケーションをより強固なものにする取り組みを続けていくでしょう。これにより、消費者が求める情報やサービスが一層充実したものになることが期待されます。