赤坂で開始する「Building 2 Bottle」プロジェクト
2024年8月26日から10月31日まで、赤坂インターシティAIRにて「Building 2 Bottle」プロジェクトが実施される。このプロジェクトは、株式会社SEAMESが主導し、日鉄興和不動産株式会社、象印マホービン株式会社、株式会社メイスイといった企業と合作して行われる。目的はオフィスでのマイボトル利用を促進し、環境問題に対する意識を高めることにある。
環境アクションカルチャーの設計
「Building 2 Bottle」は、単なる環境保護活動にとどまらず、オフィスで働く人々に環境アクションの価値を伝えることを目指している。マイボトルを使うことによって得られる個人的なメリット、たとえばコスト削減が、結果的に環境保護や同僚との交流を生むと考えられている。このように、日常生活の中で環境に優しい選択をする行動が促される。
プロジェクトの具体的な取り組み
プロジェクトの核となるのは、専用のマイボトル洗浄機を設置し、オフィス内のマイボトル使用を促進する点だ。洗浄機はボタン一つで操作でき、約20秒で洗浄完了。さらに、洗浄機の近くにはマイボトル専用の無料飲料(例:水、紅茶、コーヒーなど)が設置され、社員が気軽にマイボトルを使いたくなる環境を整える。
また、使い捨てプラスチック製品の削減状況を「見える化」し、その削減量に応じてモニュメントを制作して展示する計画もある。このモニュメントには、削減されたプラスチックコップやペットボトルが使用され、アーティストとも協力して制作される予定だ。
意思表示プログラムの実施
「意思表示プログラム」では、参加企業の社員がマイボトルを使用する意志を宣言し、その数に応じてリワード(報酬)が用意される。このように、個人の小さな行動が最終的に大きな成果につながる仕組みが設計されており、参加者同士のコミュニケーションを促進するものになる。
まとめ
「Building 2 Bottle」は、自分自身のメリットを追求しつつ、環境問題にも寄与できる新たな取り組みである。社員全体を巻き込みつつ、楽しさや発見を感じながら環境アクションを実践することで、持続可能な社会の構築を目指している。ぜひこの機会に赤坂インターシティAIRを訪れ、プロジェクトに参加してみてはいかがだろうか。これからの動きに期待が寄せられる。