SPLYZAと新潟市教育委員会の連携協定が実現
株式会社SPLYZAは、教育の現場を支える新しい取り組みとして、新潟市教育委員会と包括的な連携協定を締結しました。この協定の締結は、体育を通じて子どもたちの「考える力」の育成を目的としており、2025年3月12日(水)に実施されました。
SPLYZAの映像振り返りツール「SPLYZA Teams」とは
SPLYZAの提供するツール「SPLYZA Teams」は、体育授業において生徒が自らのスポーツパフォーマンスを振り返り、課題を発見し、解決に繋げる能力を育むためのものです。2017年にサービス提供を開始して以来、30種類以上のスポーツにおいて約900チームがこのツールを導入しています。このツールは、小中学校から高校まで幅広く活用されており、探究授業でもその有用性が増しています。
授業の質を高める新しいアプローチ
この協力関係のもとで、SPLYZAは新潟市内の小学校で「SPLYZA Teams」を活用し、体育授業における「探究的な学び」や「協働的な学び」を促進していく計画です。具体的には、映像を通じて生徒たちが自身のプレーを分析し、振り返るサイクルを構築することが期待されています。スポーツにおいて、単なる体力や技術向上に留まらず、どのように思考力を活用しながら課題を克服できるかを探求するプロセスが重要視されています。
地域への教育支援を重視
新潟市教育委員会の教育長夏目久義氏は、今回の連携協定に対して「新たな教育技術を導入することで、生徒たちの学びの質を向上させたい」という意向を示しています。特に、体育授業は生徒たちが自らの能力を試し、チームでの協力を学ぶ重要な機会です。この協定によって、子どもたちが自発的に考え、行動する力を身につける支援が期待されています。
SPLYZAの未来の展望
今後も株式会社SPLYZAは、映像分析の技術を活かして教育機関における体験学習の質を向上させることに努めるとしています。教育とスポーツが交わるこの新しいアプローチが、全国規模で広がることが期待されています。
この協定は、SPLYZAがなぜ教育・スポーツの領域で重要な役割を果たす企業であるかを物語るものであり、地域社会における教育の向上に寄与することが求められています。体育授業が再び注目を浴びる中、子どもたちが自ら考える力を磨く場が提供されることは、彼らの未来にとって大きなプラスとなるでしょう。