喜界島の色を染める体験に参加しよう
京都・伏見港に新たにオープンする「珊瑚庵」にて、山本愛子さんによる「暖簾の草木染めワークショップ」が開催されます。このワークショップでは、喜界島で採取した自然の植物を使用し、参加者自身の布を染めることができます。これは単なる染色作業にとどまらず、喜界島の豊かな自然に触れる貴重な体験でもあります。
ワークショップの詳細
開催は2025年6月21日、参加費は3500円、定員は15名です。小学生以上が対象ですが、定員に達し次第、予約を締め切りますので、お早めの申し込みをお勧めします。持参するものは、染めたい布(200g程度、素材は綿、麻、絹のみ)と、汚れても良い服装、手拭き用のタオルです。参加者は、喜界島の色を感じながら、自分だけの暖簾を持ち帰ることができるという、とてもユニークな体験が待っています。
山本愛子さんについて
講師の山本愛子さんは、1991年に神奈川県で生まれ、京都府に在住するアーティストです。彼女は東京藝術大学大学院で先端芸術表現科を修了し、その後も国際的な研修やフィールドリサーチを行っています。自然環境と人間の関係性をテーマに、染色技術を駆使した作品を制作し、自然と人工、可視と不可視の間を探求しています。彼女の作品は、植物から引き出された色合いを通して、土地の記憶や人の営みを視覚化するものです。
京都・伏見港「珊瑚庵」に集まる理由
喜界島サンゴ礁科学研究所が京都・伏見港にオープンする「珊瑚庵」は、築130年の町屋を改修した新しい交流拠点です。ここでは、研究者やアーティスト、地域の人々が集まり、共同で作業を行い、様々なイベントや展示が行われます。「珊瑚庵」を訪れることで、地域の自然や文化に対する理解を深めることができるのです。
アクセス情報
「珊瑚庵」へのアクセスは、最寄り駅の「中書島駅」から徒歩約12分、「伏見桃山駅」からは約15分です。訪れる際は、下記の地図リンクで確認してみてください。
地図を見る
このワークショップを通じて、喜界島の大自然を感じ、その色を自らの作品に染め込む嬉しい体験をお楽しみください!