地球を救う若き力!世界若者農業サミットが初のバーチャル開催

地球を救う若き力!世界若者農業サミットが初のバーチャル開催



ドイツのバイエル社が主催する第5回世界若者農業サミット(YAS)が、今年新たにバーチャル形式で開催されます。このサミットは、未来の農業を担う若きリーダーたちが集い、食糧安全保障に関する持続可能なソリューションを開発するための国際的なフォーラムです。

食糧安全保障をテーマにしたシンポジウム



サミットのテーマは“Feeding a Hungry Planet”(地球レベルでの食糧安定供給)です。国連の予測によれば、2050年には世界人口が97億人に達し、食糧供給の危機がさらに深刻化することが予想されています。選ばれた100人の参加者は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を基に、未来の食糧供給に向けた課題に取り組むことが求められます。

このサミットは、隔年で開催されるもので、若者たちが農業の持続可能性について議論する貴重な機会を提供します。今年は、特にバーチャルイベントとして初めて開催されることに加え、国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)とテクノロジー企業Babele社が連携し、YAS大学という新たなアイデアインキュベーターも設置します。

YAS大学で学べるリーダーシップスキル



YAS大学では、サミット後の10週間を通じて参加者はメンターからコーチングを受け、リーダーシップや起業家精神を学び、自らのプロジェクトをさらに深化させることができます。これは、将来の農業を支えるために必要なスキルや知識を広げる重要な機会です。

参加資格と応募方法



対象となるのは、18歳から25歳までの若者で、過去の経歴は問いません。興味のある方は、サミットへの参加動機やこれまでの活動経験、“How to feed a hungry planet”というテーマへの取り組みを3分間の動画として提出することが求められます。

応募者には、農業や国際開発、環境保全、食糧安全保障、バイオテクノロジー、農業経営に関心があることが条件です。これまでのサミットでは、スリランカでのフードバンクの設立や、マダガスカルでの診療所の設立など、数々のプロジェクトが展開されてきました。

意義ある一歩を踏み出そう



バイエルの経営委員であるリアム・コンドン氏は、「若きリーダーが健全な食糧システムの構築に貢献することが重要であり、サミット参加を通じて新しいスキルを得て行動を起こすインスピレーションを得ることが期待されます」と述べています。

さらなる情報は公式サイトで



2021年世界若者農業サミットへの応募については、公式サイトで情報を確認できます。詳細情報はTwitterの#AgvocatesWithoutBordersや、InstagramのYASの公式アカウントでフォローすることもできます。

このサミットを通じて、農業の未来を担う若者が集い、意義ある議論を交わすことが期待されています。私たちもこの取り組みに注目し、未来の食糧供給問題解決に向けた若者たちのアイデアに期待を寄せましょう。

会社情報

会社名
バイエル ホールディング株式会社
住所
東京都千代田区丸の内1丁目6番5号丸の内北口ビルディング
電話番号
03-6266-7010

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