H.I.F.の与信結果
2024-09-20 18:05:58

H.I.F.が発表した2024年8月度AIによる与信審査結果とは

H.I.F.が発表した2024年8月度の与信審査結果



AI技術を基にした与信審査を行うH.I.F.株式会社が2024年8月度の引受債権データを公開しました。引受債権額は約76億円に達し、企業や個人向けに提供している債権保証の規模の大きさが際立っています。

H.I.F.株式会社は、東京都新宿区に本社を置く企業で、代表取締役は東小薗光輝氏です。同社はAI与信審査技術を用いて、信頼性の高いFintechサービスを提供しています。

引受債権の内訳とその特性



2024年8月における債権保証の内訳は、多岐にわたります。toB向けの主な債権としては、売掛金債権やリース債権、補助金交付決定債権などが含まれています。また、toC向けではリース債権や割賦債権、カーローン債権が挙げられます。H.I.F.の審査では信用情報機関は使用しないため、独自のデータに基づく評価が行われています。

AI技術による高精度な与信審査



H.I.F.の与信審査技術は、過去に引き受けた約75,000件のデータを元にした独自のAIモデルを活用しています。これまでの与信審査では主に財務状況に基づく評価が行われていましたが、H.I.F.では「定性的特徴」や「コンプライアンスリスク」、「経済動向」も考慮した多角的な評価を実施しています。この結果、業界平均のデフォルト率は1.08%であるのに対して、H.I.F.はわずか0.04%と非常に低い数字を記録しています。

このような高精度の与信審査は、大手企業から新興企業まで幅広い顧客に対して利用可能であり、取引先の選定時や融資先の判断においても非常に有用です。

様々な企業フェーズにおける活用



H.I.F.の与信審査技術は、企業の取引や資金調達において多様なシーンで活かされています。特に、ベンチャー企業が大手企業と取引を行う際の保証や、融資・出資の判断材料として、信用評価やリスク管理が求められる場面において、その利便性は高まります。また、債権保全を考慮した審査項目の精査によって、企業間の取引安全性も向上しています。

H.I.F.の展望



H.I.F.株式会社は2017年に創業され、法人版後払いサービス「Fimple決済」や売掛金保証の「Fimple保証」など、多彩なサービスを展開中です。特に2022年にリリースしたAI定性与信審査SaaS「二十一式人工知能付自動与信審査回路」は、経済産業省の事業再構築補助金の対象として認定されており、その技術力が業界内で高く評価されています。

今後もH.I.F.はAIを駆使した革新的な与信審査技術の開発を進め、より多くの企業に対し、安全かつ効率的な金融サービスを提供していくことが期待されています。


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会社情報

会社名
H.I.F.株式会社
住所
東京都新宿区西新宿6-21-1 アイタウン・プラザ2F
電話番号
03-6872-1171

トピックス(経済)

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