あいち銀行とPayForexが提携、海外送金サービスが大幅拡充

あいち銀行とQueen Bee Capital、業務提携を締結

愛知県名古屋市に本社を置くあいち銀行が、東京都港区に本社を置く株式会社Queen Bee Capital（以降、Queen Bee）との業務提携を発表しました。この提携により、あいち銀行の顧客は海外送金サービス『PayForex』を通じて、簡単かつスピーディーに資金を送金できるようになります。また、12月15日から正式にサービスを開始することが決定されています。

提携の目的と背景

今回の提携は、あいち銀行が提供する海外送金サービスの利用促進を目的としており、特に少額の海外送金を希望する個人顧客に焦点を当てています。100万円以下の送金を希望する顧客を対象に、Queen Beeのサービスを通じた顧客紹介契約に基づき、より使いやすい海外送金環境を整備します。

あいち銀行では、マネー・ロンダリングや不正送金の防止のために、取引時に厳格な確認を行っており、これにより顧客にとって安心して利用できるサービスの提供が求められています。このような背景があり、実績のあるQueen Beeの海外送金サービスが、大幅な取引の効率化をもたらすと期待されています。

PayForexサービスの特長

PayForexは、2011年より運営されている国際送金サービスで、約40種類の通貨を取り扱い、200以上の国と地域に24時間体制で送金を実現しています。このサービスの主な特長として、次の3点が挙げられます。

1. スピード着金
送金手続き後、現地の銀行口座やE-walletに素早く着金。
2. 手数料の安さ
送金手数料は0円～2,000円で、60万円相当額を超える送金では手数料が無料。
3. 安全性の確保
資金決済法に基づく保証制度によって、送金資金が安全に保護されています。

これにより、顧客にとっては、従来の銀行を通じた送金に比べて、より迅速で経済的な選択肢となるでしょう。

利用特典と今後の展望

今回の提携に伴い、あいち銀行経由でPayForexアカウントを開設すると、初回送金手数料が無料となるクーポンが提供されます。この特典を通じて、多くの新規ユーザーの獲得を目指します。

Queen Bee Capitalは、将来的には日本在住の外国人を含む全てのユーザーに向けて、安全で確実な送金サービスを併せて提供することで、海外送金に依存する国々へのサポートを充実させることを目指しています。アジア圏におけるサービスの強化も視野に入れ、独自の視点から付加価値の高いサービスを提供し続ける予定です。