サムスンの映像技術
2024-11-06 14:04:07

サムスン日本研究所がInter BEE 2024に出展、映像規格の新時代を切り開く

サムスン日本研究所の新たな挑戦



2024年11月13日から15日まで開催される「Inter BEE 2024」で、サムスン日本研究所が注目の展示を行います。映像関連規格の最前線であるHDR10+とAPVの2つを紹介し、これからの映像制作に革命をもたらす技術を広く知ってもらうことを目的としています。

HDR10+の魅力と特長



HDR10+は、クリエイターが意図した映像を忠実に再現するための画期的な規格です。この技術を用いることで、各シーンやフレームごとに異なる動的メタデータが活用されます。その結果、どんな性能のディスプレイでも、同じように高品質な映像を楽しむことができます。特に注目すべき点はそのロイヤリティフリーの特性であり、追加のコストを心配することなくスムーズに導入できる点です。

さらに、この規格は多くの国際的な放送基準でも採用されており、信頼性が高いのも魅力の一つです。例えば、ATSCやDVB、さらにはSBTVD Forumなどで認められた標準規格として、既に多くのメーカーが製品に組み込んでいます。実際にHDR10+を採用している製品には、ドウシシャのチューナーレステレビやドン・キホーテの4Kスマート液晶テレビ、さらにはモトローラの折りたたみスマートフォンなどがあります。これにより、今後もHDR10+を搭載した製品が増えていくことが予想されます。

APVによる映像制作の革新



一方、APV(Advanced Professional Video)コーデックは、スマートフォン一つでプロフェッショナルな動画を制作するための新たなフォーマットです。これまで、プロ用のコーデックはライセンスが必要であり、デバイスの制限やファイルサイズの問題に苦しむことが多かったのですが、APVはこれらの問題を解決しました。

このコーデックは、従来のプロフェッショナル動画用コーデックと同等以上のビデオ品質を実現しながら、ロイヤリティフリーで使用できるのが大きな特徴です。スマートフォンのみでの撮影はもちろん、ノートパソコンやデスクトップ、さらにはクラウド環境での編集も可能です。また、Adobe Premiere用のプラグインが開発されており、APIストリームの編集が容易に行えるようになります。

デモンストレーションで体感する技術の進化



今年のInter BEEでは、初めてAPVとHEVCなどの従来のコーデックで処理した動画を比較するデモが行われる予定です。このデモを通じて、APVの高いパフォーマンスと信頼性を実感できるでしょう。また、実際にノートパソコン上でAPVストリームの編集の様子も披露され、来場者は最新技術のリアルな操作感を体験できます。

展示会概要



サムスン日本研究所は、これらの技術を多くの人々に伝えるために、Inter BEE 2024に出展します。ぜひ、会期中にサムスンのブースに足を運び、新しい映像の可能性を直接体験してください!

展示会概要
  • - 展示会名:Inter BEE 2024
  • - 会期:2024年11月13日(水)~15日(金)
  • - 時間:10:00~17:30(最終日のみ17:00終了)
  • - 場所:幕張メッセ
  • - 小間番号:8402
  • - 公式HP : Inter BEE公式サイト
  • - サムスン出展社詳細ページ : サムスン詳細

これからの映像制作のトレンドを支える技術と、その進化をサムスン日本研究所で体感してください。


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会社情報

会社名
株式会社サムスン日本研究所
住所
神奈川県横浜市鶴見区菅沢町2-7
電話番号
045-510-3331

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