大阪・関西万博の記憶を紐解く、最終号『万博世代』の特集内容とは

フリーペーパー『万博世代』の最終号が発行されます

一般社団法人demo!expoは、2025年10月17日から大阪市内を中心に配布するフリーペーパー『万博世代』第5号を発行します。この号は、万博開催に合わせて創刊されたもので、記念すべき最終号となります。

テーマは「わすれたくない」

最終号のテーマは『わすれたくない』。このテーマに基づき、私はさまざまな一般来場者や、万博に関与した関係者、万博に対する情熱を持つファンからのインタビューを織り交ぜながら、記憶に残る万博の思い出を掘り下げました。この号では、ただ思い出を振り返るだけでなく、それらの経験から得た教訓を次世代に伝えていくことをも目指します。

インタビュー記事も掲載

巻頭インタビューには、大阪・関西万博の夢洲会場やEXPO酒場での経験を語ってくれた24名の一般の方々のストーリーが掲載され、各々の「忘れたくない」思い出を取り上げます。また、大阪・関西万博デザイン展での公開インタビューでは、花岡氏と引地耕太氏が万博の『わすれたくない』と思いとその重要性について深い議論を交わしています。

万博の記録と記憶

本誌では、大阪・関西万博の開催決定から閉幕までの流れを年表形式で振り返るページもあります。この年表では、数々の万博に関連する出来事や、SNSでの反響などを紹介し、特に文化的な側面からも万博がどのように人々に影響を与えたのかを示しています。さらに、誌面では紹介しきれなかったコメントのロングバージョンも、demo!expoのNOTEで閲覧できるように工夫されています。

制作者たちの思い

『万博世代』の制作者たちも、万博に対する思いを一言ずつ語っています。編集人の竹田徹氏や、印刷会社、デザイナー、編集部スタッフの心のこもったメッセージが、読者にとってのこの号の特別な意義を感じさせるものとなっています。

未来への橋渡し

このフリーペーパーは『まちごとまきこむEXPOマガジン』として、万博とまちを関連づける変化を促してきました。大阪・関西万博の集大成として「万博をきっかけに生まれる次の世代の動き」を大切にし、これからも万博に関わる多くの人たちの心に残る資料として記録されることを願っています。最終号をぜひ手にとって、その内容を体験してみてください。