小野デジタルヘルス、BRAVE2023のメンター選任
小野デジタルヘルス投資合同会社のシニアインベストメントディレクター、藤田真弥氏が、Beyond Next Ventures株式会社が主催する研究成果の事業化支援プログラム「BRAVE2023」のメンターに選任されました。このプログラムは、大学や研究機関が持つ技術シーズを事業化するための重要なステップを提供するものです。
「BRAVE2023」とは
「BRAVE」は2016年に始まり、研究成果を事業化しようとする研究者やスタートアップに対して、様々な支援を行っています。これには、経営チームの編成や事業戦略の構築支援が含まれ、特に資金調達に向けた事業計画の立案をメンターが手助けします。小野デジタルヘルスはこの重要なプログラムに関与することで、スタートアップの事業化を支援する姿勢を示しています。
野望と課題
日本はその卓越した技術と研究力で知られていますが、研究成果を事業化するためのエコシステム構築には多くの課題が残っています。特に、研究者たちが最初の一歩で躓くことが多いため、スタートアップの経営ノウハウを備えた人材とのマッチングが必要です。BRAVEはこの点に特化しており、藤田氏のメンター役としての役割が期待されます。
ヘルスケア分野の未来へ
小野デジタルヘルスは、ヘルスケアを「健康を実現するための活動全般」と定義し、国内外の有望なベンチャー企業に対する投資および協業を通じて、健康寿命の延伸と持続可能な社会の実現を目指しています。このたびのBRAVE2023への参加も、その理念に基づいています。
藤田氏は「このプログラムを通じてヘルスケア分野の事業化を促進し、自律的かつ持続的にイノベーションが生まれる環境を構築したい」とコメントしました。
会社概要
小野デジタルヘルス投資合同会社は、東京都中央区日本橋本町に位置し、2022年3月に設立されました。主に医薬品事業以外のヘルスケア関連ベンチャー企業への投資を行っており、資本金は1,000万円、投資規模は50億円にのぼります。詳しい情報は
公式サイトをご覧ください。
このように、小野デジタルヘルスの取り組みは、研究成果の実現に向けた重要な動きとして、今後のヘルスケア業界におくる影響を大いに期待されています。