新たなクリエイティブ人材を育成する『INOU CREATIVE School』
東京都港区に本社を置く株式会社電通と、東京都文京区の国立大学法人東京大学が共同で開講した「INOU CREATIVE School」は、社会問題解決に向けたクリエイティブな人材を育成するための新たなプログラムです。このプログラムは、2023年7月11日に東京大学の安田講堂で開講式が行われ、多くの学生や教職員が参加しました。
このプログラムは、2025年に結んだパートナーシップ協定に基づくもので、東京大学の豊富な知識と電通のクリエイティブな発想を融合させることを目的としています。この取り組みによって、学生を含む産学協働のプロジェクトが進められ、自らのアイデアを社会に実装していくことを目指します。
第1期のテーマは「東京湾を、世界一豊かな海に。」
2025年度の第1期では、テーマを「東京湾を、世界一豊かな海に。」と掲げ、参加学生は東京大学や電通の講師からの指導を受けながら、さまざまなフィールドワークを行うことになります。これにより、学生たちはアイデアの生成から具体的な実現に至るまでのプロセスを学びます。このような体験を通じて、彼らの創造力や分析力を高め、社会に貢献する人材へと成長していくことが期待されています。
電通は、独自のクリエイティビティを駆使した発想方法や企画力の実現についてのトレーニングを提供し、参加者たちに多様な視点からのアプローチを促します。さらに、2026年度には新たなテーマによる第2期プログラムのスタートも予定しており、持続的な人材育成を図っています。
社会課題を解決するための新たな視点
社会が抱える問題は常に変化しており、従来の枠組みでの解決が難しいことが多くなっています。そのため、異なった観点や新しいアイデアを持つ人材が求められています。「INOU CREATIVE School」は、東京大学と電通がそれぞれ培ってきた知見とスキルを融合させ、創造的な人材を育てることで、社会課題に対する新たな解決策を提案できる人物を輩出することを目指しています。
今後の期待
電通と東京大学は、このプログラムを通じて新しい発想を持った人材の育成に貢献し続けると同時に、社会のさまざまな課題解決に向けた内外の活動へと繋がることを目指しています。私たちの社会が直面する課題を解決するための第一歩として、このプログラムの成功が期待されます。
「INOU CREATIVE School」の詳細は
公式ウェブサイトで確認できます。ここから、未来を担う若者たちの活躍をぜひ応援していきたいものです。