新潟市とABCクッキングスタジオが連携協定を締結
2024年2月5日、新潟市役所にて新潟市と株式会社ABC Cooking Studioの連携協定締結式が執り行われました。当日は新潟市長の中原八一氏とABCの代表取締役社長兼CEOの志村なるみ氏が出席し、地域の「食」のブランド力を強化し、地域活性化のプロジェクトを共に進めることを誓いました。
連携協定の背景と目的
この協定のもと、新潟市は地元の食材や食文化を大いに活用し、ABC Cooking Studioの広範なネットワークやノウハウを生かして国内外への販路拡大を目指します。両者のコラボにより、新潟市の豊かな食資源が発信されることに期待が高まっています。
ABC Cooking Studioは、国内外で約170万人の会員を持つ世界最大級の料理教室として、多岐にわたる料理サービスを提供しています。今後は新潟市の地域資源の魅力を引き出し、その発信を推進していくことが最大の目標です。
両者の発言
中原市長は、今回の協定の意義を強調し、「長年にわたり食に特化して活動しているABCさんとの連携が開始できたことを大変嬉しく思う。新潟の食文化の魅力を磨き、広く発信することで地域の活性化と販路拡大に繋がる」と述べました。
一方、志村CEOは、「新潟市の食のブランド力強化と地域経済の発展に全力で支援していく。我々の使命は食で人々を繋げ、持続可能な地域づくりに貢献することです」と力強く語りました。
連携協定の協力事項
発表された協力事項には、以下の内容が含まれます。
1. 地域食材のブランド力強化や販路拡大
2. 食育・健康づくりの推進、食文化の振興
3. 観光振興への寄与
4. 人材交流や教育の取り組み
5. その他必要と認められる事項
新潟市とABC Cooking Studioは、協力し合いながら持続可能な地域づくりに向けて邁進します。特に、食を通じた新潟の魅力を広く国内外にアピールする活動が期待されているため、注目が集まっています。
新潟の食資源の魅力
新潟県は美味しい米や新鮮な魚介類、季節ごとの野菜など、食材が豊かで知られています。この豊かな資源の魅力を最大限に引き出し、料理教室で学んだ技術や知識をもって新潟産の食材を使った料理を提案することが、地域活性化に寄与する重要な手段となります。
未来への展望
ABC Cooking Studioは新潟市のインフラを利用し、様々な料理教室やイベントを展開する計画を進めています。地域の人々との連携を深めつつ、新潟を訪れる観光客にも、ここで作られた食を体験してもらうことで地域を盛り上げることを目指します。
今回の連携協定は、地元の食文化や資源を活かした新たなビジネスチャンスを生むだけでなく、新潟市全体が「食のブランド力」を更に強化し、持続可能な発展を遂げる大きな一歩となることでしょう。新潟市とABC Cooking Studioの今後の活動から目が離せません。