ベンナーズ玄天グループ化
2025-12-11 10:20:17

株式会社ベンナーズが株式会社玄天を完全子会社化し水産業の未来を拓く

株式会社ベンナーズが株式会社玄天を完全子会社化



福岡県福岡市に本社を置く株式会社ベンナーズ(以下「ベンナーズ」)が、同じく福岡を拠点とする株式会社玄天(以下「玄天」)の株式を100%取得し、グループ化することが発表されました。今回の取得は2025年11月11日を予定しており、両社のシナジー効果に期待が寄せられています。

玄天の強みとベンナーズの展望



玄天は水産加工業界で30年以上の歴史を持ち、職人の技術を活かした高品質な鮮魚加工を行ってきました。その能力はOEM対応から、刺身や寿司ネタの加工まで幅広く、九州各地の市場から仕入れた魚を使用し、全国の量販店や外食企業に供給しています。特にHACCPに準拠した衛生管理体制を整えていることから、安全性や品質の面でも高く評価されています。

一方で、ベンナーズは冷凍宅食通販事業「フィシュル!」や外食事業「丼と手巻き 玄海」と「玄海丼 GENKAIDON」を展開し、水産物在庫の安定的な供給が求められる状況にあります。

両社はそれぞれの強みを具現化することで、今後の水産業における事業成長が見込まれています。

安全性と品質管理の向上



今回のグループ化により、ベンナーズは玄天の熟練した加工技術を取り込み、瞬間冷凍技術や品質管理体制を融合させ、HACCPに準拠したより強化された衛生管理体制を構築することを目指します。これにより、原料の受入れから加工、冷凍、出荷までの一貫した供給チェーンが実現し、顧客に対し安全で信頼性の高い商品を安定的にお届けする体制が整うことが期待されています。

BtoB事業強化へ



また、グループ化はBtoB事業の強化にも寄与する見込みです。玄天のOEM加工に関する技術力と、ベンナーズの商品開発力を統合することで、外食企業や食品メーカーへの供給体制も強化されます。これによって、地域の水産資源を活用した新商品開発や業務用商品のラインナップの充実へもつながります。特に地域の水産物に高付加価値を与え、フードロスの削減に貢献することが期待されています。

代表のコメント



ベンナーズの代表取締役である井口剛志氏は、グループ化について「玄天の長年の技術とHACCP準拠の衛生管理体制を取り入れることで、フィシュル!の運営をさらに安全にし、外食企業との連携を強化できる。」と期待感を表明しています。また、地域の産業としての雇用創出や技術承継についても積極的に取り組むことを示唆しています。

採用強化への取り組み



ベンナーズはこのグループ化を契機に、人材採用を強化する方針であり、水産業界の未来に挑戦する仲間を募集しています。「挑戦したい」「自分の力を試したい」と考える皆さんにとって、絶好の機会となるでしょう。

まとめ



株式会社ベンナーズのグループ化により、水産加工の未来が大きく変わる可能性があります。68の強みを活かしつつ、BtoB市場での競争力を高め、持続可能な水産インフラを構築することで、食の安全や品質を向上させることが期待されています。今後、両社のさらなる発展に注目が集まります。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
株式会社ベンナーズ
住所
大名2−6−11203
電話番号
092-985-8804

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。