島根県の新聞ラッピング広告が受賞
島根県が2023年8月11日に山陰中央新報に掲載した新聞広告が、第44回新聞広告賞の優秀賞を受賞しました。この広告は「親のひとことが島根へ帰るきっかけでした。~しまねの暮らし、実際どうですか?~」というテーマで、UターンやIターンを促進する内容です。
広告の背景
受賞した広告は、親世代と子どもたちの関係に着目したものです。特に、お盆に帰省する際に家族が地元の魅力や生活の良さを再認識する機会を提供することを目的としています。島根県では、過去にも同様の手法での広告が高く評価されており、今回で3回目の受賞となりました。
過去の受賞歴
- - 第40回新聞広告賞(2020年度):帰省自粛メッセージ広告で新聞広告賞を受賞
- - 第42回新聞広告賞(2022年度):同じテーマの「親のひとことが島根へ帰るきっかけでした」で新聞広告賞を受賞
受賞の詳細
第44回新聞広告賞には225件の応募があり、広告主部門では優秀賞が10件、新聞広告賞が5件、新聞広告大賞が1件選ばれました。この中で島根県の広告は、広告主部門の優秀賞を受賞しました。
受賞式
受賞式は東京都内で2023年10月21日(月)に行われる予定です。広聴広報課長の岡本浩美氏は、「親から子へのアプローチに着目したことが評価された」と語っています。
広告の内容
掲載された広告は、60段のラッピング広告として、東部版と西部版に分かれてデザインされました。「誰もが、誰かの、たからもの。」というメッセージが印象的で、沖縄県内での人々の温かなつながりを表現しています。広告はまず松江市と益田市で撮影されました。
また、Uターン・Iターンを実現した3組の方にインタビューを行い、島根での生活やその魅力を詳しく紹介しています。
受賞の意義
岡本氏は、「地元での暮らしの良さを感じてもらうための広報活動として、新聞広告に注力しています。多くの人に島根の魅力を伝え、家族の絆を深めるきっかけとなることが目指しです」と、今後の展望についても語っています。
島根県のこの取り組みは、全国に向けた地域振興の新たなスタイルとして、多くの共感を呼ぶことでしょう。今後も、新聞媒体を通じて心に響く広報活動を展開していくことが期待されています。