浜名湖の新ブランド『でしこ』がシーフードショー東京に初出展

浜名湖の新しい魅力『でしこ』が初の発表

静岡県浜松市にある浜名湖養魚漁業協同組合が、125年の歴史を誇る新ブランド『でしこ』を東京ビッグサイトで開催される「第27回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー東京」に出展することが決まりました。この出展は、エネルギーと産業ガスで有名な岩谷産業株式会社との共同プロジェクトです。

魅力あふれる『でしこ』の背景

日本のうなぎ養殖の発祥地である浜名湖は、ニホンウナギの資源が減少し、現在、かつての400軒以上の養鰻家が27軒まで減少するなど、厳しい状況に直面しています。そんな中、浜名湖の養鰻家たちは「浜名湖うなぎの未来を守る」という決意のもと、最高傑作として生まれたのが『でしこ』です。このブランド名は、伝統（でんとう）、進化（しんか）、幸福（こうふく）の頭文字を組み合わせて付けられています。

クラウドファンディングでの大成功

『でしこ』は、2024年12月にクラウドファンディングサイト「Makuake」で先行販売を行い、目標金額の50万円を達成し、1,533万円という大きな支援を集めました。この結果、うなぎカテゴリーにおいて日本一の記録を樹立し、その価値を証明しました。

飲食業界界隈での注目度

浜名湖の“でしこ”は、すでに東京、京都、大阪の高級飲食店での導入が進んでおり、特に高級鰻専門店やフレンチレストランでは多くの支持を得ています。小ロットからの業務用対応も可能で、飲食関係者には是非ブースに立ち寄ってもらいたいとのことです。

シーフードショーでの出展内容

- イベント名: 第27回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー東京
- 開催日: 2025年8月20日（水）〜22日（金）
- 会場: 東京ビッグサイト東展示棟（ブース番号: U-62）
- 特別提供: 『でしこ』の白焼きの試食

このブースでは、『でしこ』の美味しさや品質に関する説明が行われ、来場者にはその魅力を直接体験してもらえる機会を提供する予定です。

『でしこ』の特徴

特徴的なのは、その肉厚でジューシーな身。『でしこ』は従来のうなぎよりも肉感が強く、一口食べるとその食感が口の中で広がります。さらに、脂のりが非常に良く、焼き上げることで生まれる香ばしさが食欲を刺激します。

また、浜名湖の伝統的な養鰻技術に最新の知見を融合し、理想的な品質を実現。この成果は食味調査でも高く評価されています。