プライムナンバーが資金調達
2019-07-08 10:59:01

プライムナンバー、海外進出を視野に総額1.3億円の資金調達を実施

プライムナンバー、1.3億円の資金調達で海進出へ



データテクノロジーカンパニー、プライムナンバーは、最新の資金調達ラウンドにおいて約1.3億円を調達しました。この資金は、同社の主力サービス「troccoⓇ」の展開を強化し、2020年の海外進出を目指す足がかりとなります。

troccoⓇとは何か


「troccoⓇ」は、日本国内の企業がビッグデータを効果的に活用するためのSaaS型のデータ統合自動化サービスです。このサービスは、データの事前処理を自動化することにより、企業がビッグデータ分析を行う際の準備作業にかかるコストと時間を大幅に削減します。

実際、データ分析作業の約8割を占めるとされるこの準備段階の効率化は、多くの企業にとって重大な課題です。プライムナンバーは、この問題を解決するために「troccoⓇ」を開発しました。使用を開始する際の初期費用は不要で、わずか5分で利用可能という手軽さも魅力の一つです。

資金調達の目的


調達した資金は、主に以下の三つの方向性で使用される予定です。
1. エンジニアの採用促進:ビッグデータ関連の専門技術を持ったエンジニアを採用し、開発スピードを上げる。
2. カスタマーサクセスチームの構築:顧客との関係を強化し、利用企業がサービスを最大限に活用できるよう支援する。
3. 広報・マーケティングの機能強化:新たな顧客の獲得とサービスの認知度向上を図る。

海外市場への進出


今回の資金調達を基に、プライムナンバーは2020年中に海外市場への進出を計画しています。新たな市場への挑戦は、より多くのユーザーに「troccoⓇ」を利用してもらうための重要なステップとなります。

世界中の多くの企業がビッグデータの活用を進めている中、日本の企業も同様の動きが見られます。デジタルデータの急増に伴い、国内企業もその活用に注力していますが、その一方で多くの企業がデータの事前処理に苦慮しています。プライムナンバーは、このニーズに応える形で「troccoⓇ」の発展に努めていくこととなります。

これからの展望


データ活用の重要性はますます高まる一方で、国内企業のビッグデータ分析の準備には依然として非効率な部分が多く存在します。「troccoⓇ」は、これらの課題を解決し、企業における成長を助けるための強力な武器となるでしょう。

今後、プライムナンバーが世界中のデータウェアハウス導入企業に対してどのように「troccoⓇ」を提供し、その活用を推進していくのかに注目です。

会社情報

会社名
株式会社primeNumber
住所
東京都東京都品川区上大崎三丁目1番1号 JR東急目黒ビル5F
電話番号

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