成長投資補助金採択分析
2024-07-05 14:58:08

大規模成長投資補助金1次公募採択結果分析:工場建設がトレンド、電子機器・計測器製造業が最多!

大規模成長投資補助金1次公募採択結果分析:工場建設がトレンド、電子機器・計測器製造業が最多!



株式会社ナビットが運営する「助成金なう」が、中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金の1次公募採択結果を分析し、その結果を公開しました。

本補助金は、設備投資や工場立地など、大規模な成長投資に対して最大50億円を補助する制度です。2024年6月21日に公表された1次公募の採択結果から、採択企業の地域、業種、企業規模、そして成長投資計画に共通するキーワードを分析しました。

都道府県別に見ると、東京都がトップ!



エリア別では、東京都に本社を置く企業の採択件数が最も多く、大阪府、愛知県が続きます。この3都府県で全体の3割を占めていることから、大都市圏に集中していることがわかります。

事業実施場所は愛知県が最多!



事業実施場所においては、愛知県が最も多く、福岡県、東京都、大阪府が続きます。地域経済活性化に向けた取り組みが活発化していることがうかがえます。

電子機器・計測器製造業がトップ、製造業が中心!



補助金の性質上、採択企業はほとんどが製造業ですが、その中でも電子機器・計測器製造業が最も多く、国が半導体への設備投資を特に重視していることがわかります。次いで鉄鋼業、機械器具製造業、金属プレス業、自動車部分品製造業が続きます。

中小企業が多数を占める一方で、大企業も存在!



本補助金の対象は従業員2000人以下の企業であり、大企業も申請可能です。採択企業の多くは中小企業ですが、資本金10億円以上の企業も17%を占めています。

成長投資計画で最も多いキーワードは「工場」!



成長投資計画のキーワードを分析した結果、最も多かったのは「工場」でした。これは、工場建設を主な補助対象事業とした採択案件が多いことを示しています。

その他、「賃上げ」、「省力」など、本補助金の正式名称にあるキーワードも頻繁に見られ、補助金の目的に沿った事業が採択されていることがわかります。

補助金獲得を目指している企業は、今回の分析結果を参考に!



今回の分析結果から、大規模成長投資補助金の採択傾向が明らかになりました。補助金獲得を目指している企業は、これらの情報を参考に、自社の事業計画を練り直してみてはいかがでしょうか?

助成金なうについて



助成金なうは、株式会社ナビットが運営する助成金・補助金の検索サイトです。助成金・補助金の公募情報や、ユニークな補助金、助成金・補助金に関する疑問を解決する記事などを発信するWEBメディア「助成金ブログ」も運営しています。



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