物流業界のサステナビリティ推進会議
2025年2月21日、株式会社ヤマタネが東京都内で「第2回 物流6社合同サステナビリティ推進意見交換会」を開催しました。このイベントは、物流業界における女性の活躍を促進することを目的としており、参加企業はそれぞれがこのテーマを経営課題として重視しています。参加したのは、男女問わず各社から管理職のメンバーで、計18名の方々です。
参加企業の意義
今回の意見交換会では、企業の取り組みが共有されるだけでなく、参加者全員が女性が働きやすい環境の重要性を再認識する機会となりました。前回のイベント(2024年2月26日開催)では、中堅女性社員を対象にキャリア形成に関する座談会が行われましたが、今回はより広範な「女性活躍推進」をテーマとして講演会と意見交換が行われました。
講演の内容
特に印象的だったのは、三浦法律事務所の弁護士であり、OnBoard株式会社のCEOである越直美氏を講師として迎えたことです。彼女は「企業のサステナビリティ推進とダイバーシティ」というテーマで講演し、サステナビリティに関連する世界的なトレンドや、女性の活躍における具体的な取り組みについて自身の体験談を交えながら語りました。越氏は、女性の登用が進む企業の特徴や、どうすればより良い環境が整えられるのかに関する見識も提供しました。
各社の取り組み
講演後には、参加した各企業の担当者が、それぞれの女性活躍推進に関する取り組みを紹介しました。これにより、各企業の施策の取り組み状況や課題、さらにはグループディスカッションを通じた新たな気づきが生まれるなど、意義ある意見交換が行われました。参加者からは、他社の制度に感銘を受けたとの声が多く、多様性がもたらすメリットについても考える機会となりました。
交流の重要性
また、交流会を通じて、参加者同士のネットワーク構築が促進されました。各社の責任者たちが集うことで、意見の共有だけでなく、親睦を深めることもできたため、今後の取り組みに対する意欲も高まったようです。これにより、各社が自社の施策にフィードバックをし、さらなる改善の起点とすることが期待されます。
今後の展望
ヤマタネグループでは、今年4月よりサステナビリティ推進室を設置し、サステナビリティ経営を本格的に進めていく方針です。特に2022年には『人財の多様性と活躍の推進』をテーマにしたサステナビリティ目標を設定し、女性活躍を含む多様な人財の活躍を推進しています。このような取り組みを通じて、働き方の多様化に応じた環境が整えられることを目指しています。
お問い合わせ
今回の取り組みや意見交換会に関する詳細は、ヤマタネ経営企画部広報担当までお問い合わせください。
今後も企業全体が連携し、女性が活躍できる場を広げるための取り組みを続けていくことが期待されます。