製造業DX推進
2025-05-08 09:44:09

アディエムとCCイノベーションが連携し製造業のDX推進へ

アディエムとCCイノベーションが業務提携



株式会社アディエム(下村 雅之社長)が、株式会社CCイノベーション(菊澤 智彦社長)及び北國フィナンシャルホールディングスグループと手を組み、製造業のデジタル変革(DX)を通じて地域経済を活性化することを目的とした包括連携協定を結んだことが発表されました。この提携は、地域に根ざした製造業の成長を支援するための重要なステップと位置付けられています。

背景と課題



日本全国の製造業界、特に地域に密着した中小企業は、労働力不足や技術の継承といった厳しい課題に直面しています。多くの会社ではDXの必要性を感じつつも、「どこから手をつければ良いのか分からない」や「システムをうまく活用できない」との声が多く挙げられています。

アディエムは、このような現場の声に応え、kintoneを活用したセミオーダー型の業務改善システム『GROW工程管理 on kintone』を提供し、DXの支援を行っています。今回のCCイノベーションとの提携により、より多くの製造現場に対する支援体制を強化し、全国にその輪を広げることが期待されています。

具体的な取り組み



この提携では、アディエムの製造業向けDXソリューション『GROW工程管理 on kintone』を中心に、CCイノベーションと北國フィナンシャルホールディングスが持つ地域金融機関のネットワークや経営ノウハウを活用します。これにより、地域密着型業務改革の実現を目指し、製造業が抱える具体的な課題を解決する体制が構築されます。

まずは北陸地方からスタートし、地域製造業の生産性向上や利益体質の変革を通じて、地域経済全体の活性化を図る方針です。また、「今あるリソースを最大限に活用して、全体最適な工場を作ろう」というスローガンの下、日本中でkintoneを活用した業務改革に挑んでいきます。

今後の展望と声明



CCイノベーションの執行役員である平田祐輔氏は、「製造業特有の様々な課題に対応したアディエムとの戦略的業務提携により、事業領域の拡大を目指し、顧客成長の実現に向けて積極的にコンサルティングを行いたい」と述べています。

アディエムの下村社長は、「『ものづくりをもっと強く、もっと楽しく』という思いをもとに、現場に密着したDXの推進を行ってきました。今回の提携はその思いをさらに広げる大きな転機です。」とコメントし、地域と共に成長していく姿勢を示しています。

GROW工程管理 on kintoneの特長



『GROW工程管理 on kintone』は、多様な製造業向けに特化した工程管理及び生産スケジューラです。従来の高額なスケジューラとは異なり、月額2.5万円からと圧倒的な低コストで導入可能です。また、操作が簡単でITに不安がある現場の方でも使いやすい設計となっています。特に自動スケジューリング機能は、従来の数時間かかる作業をわずか数分で完了させることができます。

このシステムでは工程管理だけでなく、受発注管理や在庫管理、原価管理にも幅広く対応しており、業務全体をつなぐことでより効率的な生産体制を構築することが可能です。

まとめ



アディエムは今後も地域の製造業に寄り添った提携を拡充し、地域経済の活性化を目指すとともに、製造業が持っている課題解決に向けた取り組みを強化していきます。これにより、地域の現場が成果を上げ、明るく強い製造業の未来を築いていくことを目指しています。


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会社情報

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