ウエルシア、全店舗にAED設置で心臓突然死対策を強化
ウエルシアホールディングス株式会社は、地域の健康を守るため、グループのすべてのドラッグストアにAED(自動体外式除細動器)を設置したことを発表しました。この取り組みは、心臓突然死の発生を減少させるための重要なステップとなっています。
企業は今年、AEDが一般の人々に使用され始めて20年を迎えることを記念し、「まず呼ぼう、AED」というキャッチコピーのもと、AED普及啓発活動を強化しています。この活動は、公益財団法人日本AED財団や他の関連団体と協力し、単なる知識の共有ではなく、実際の行動を促すことに焦点を当てています。
ウエルシアでは、2013年からAEDの設置を開始し、現在では全国で2,500以上の店舗に設置が完了しています。この取り組みは、地域の皆様が安心して買い物できる環境を整えることに加え、万が一の事態に備えるためです。特に、突然の心肺停止に遭遇した際に、適切な救命措置を行うことができるよう努めています。
社会の健康意識が高まる中、ウエルシアは毎年、AEDを使用する機会が増加していることに注目しています。これまで、店舗近くで数名の命が救われた実績があり、従業員向けのAED講習も定期的に実施しています。これにより、スタッフはとっさの対応ができるよう教育を受けています。
また、毎年8月10日は公益財団法人日本心臓財団が「健康ハートの日」と定めており、心臓病予防のための啓発活動が行われています。ウエルシアもこの活動に賛同し、今後もAEDの設置を進めるとともに、従業員の教育を強化し、心臓突然死の削減に引き続き取り組む予定です。
ウエルシアグループの企業理念は「お客様の豊かな社会生活と健康な暮らしを提供します」であり、地域に密着した健康ステーションの実現を2030年までの目標に掲げています。調剤併設型のドラッグストアの運営を中心に、全国に約2,850店舗を展開。地域社会の健康を支える存在として、今後もさらなる事業展開を行っていくことでしょう。
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