肢体不自由児を支えるイベント「パラeスポーツ・フェスタ2025」が開催決定

肢体不自由児を対象にした「パラeスポーツ・フェスタ2025」

2025年8月6日、東京の大崎で「パラeスポーツ・フェスタ2025」が開催されます。このイベントは、GLOE株式会社（東京都新宿区）、認定NPO法人フローレンス（東京都千代田区）、テクノツール株式会社（東京都稲城市）が共同で企画・制作し、肢体不自由のお子さんとそのご家族を主な対象とした体験型イベントです。

開催概要

- 日時: 2025年8月6日（水）第1部 14:00～／第2部 16:30～（入替制）
- 会場: TUNNEL TOKYO（住友不動産大崎ガーデンタワー9F）
- アクセス: JR・りんかい線「大崎駅」南口徒歩6分
- 対象人数: 肢体不自由のお子さんとそのご家族30組

インクルーシブ・テクノロジーによる新しい体験

初回の「パラeスポーツ・フェスタ」は2024年に開催され、インクルーシブ・テクノロジーを用いた遊びが注目を集めました。特に視線入力装置や特別な入力デバイスを使うことで、肢体不自由のお子さんたちが初めてゲームを楽しむことができたという喜びの声が寄せられています。また、このイベントは「みんなで遊ぶ・楽しむ」をテーマにしており、JACEイベントアワードでもゴールド賞を受賞しました。

家庭へのサポートが強化される理由

前回の開催後、家庭での継続的なサポートの必要性を指摘する声が多く寄せられました。「とても楽しかったけれど、家では何を始めていいのかわからない」「機器が高価で手が出しにくい」といった意見を受けて、今回のイベントではスマホやタブレットを活用した遊びも提案。これにより、家庭での第一歩を踏み出しやすくしています。

イベントの特徴

1. 選りすぐりの機器が集結
障害を持つお子さんたちに適した機器を見つけられるよう、幅広い選択肢が揃えられる予定です。テクノツールが取り扱う「Flex Controller」をはじめ、さまざまなデバイスが紹介されます。

2. 家庭での導入を後押しするゲーム
iPadやiPhoneで楽しめるゲームやおもちゃが用意され、はじめの一歩を踏み出せるチャンスが提供されます。

3. 専門的なサポートが受けられる
作業療法士や専門家によるアドバイスが受けられ、お子さんの体に合った支援機器とその遊び方を提案します。イベント後も希望者には自宅訪問によるサポートが行われ、導入について細かな支援が行われる予定です。

多様な体験コンテンツ

イベントでは、身近なものから最先端のテクノロジーまで幅広く体験できます。お子さんやご家族が「自分にもできる！」「一緒に楽しめる！」という体験を通じて、遊びの楽しさを再発見できることを目指しています。

協力企業・団体

今回のイベントは、さまざまな企業や団体の協力により実現しています。重要なパートナーとして、セガサミーホールディングス、日本オラクル、花王、アシテック・オコなどが名前を連ね、協力しています。

「パラeスポーツ・フェスタ2025」は、お子さんたちが新しい楽しみを見つける場となることを願っています。詳細は公式サイトで確認してください。