製造業における緊急対応を支援するウェビナー開催
近年、製造業は多くの課題に直面しています。その中でも特に注目されるのが、需給の変動やサプライチェーンの分断といった不確実性です。これらの影響は現場の生産計画に深刻な打撃を与える可能性があり、そのためには即応体制の構築が不可欠です。
不確実性の高い製造環境
製造業においては、多品種少量生産が主流になりつつあり、製品サイクルも年々短命化しています。この流れの中で、製造現場のわずかな手戻りが生産計画全体を混乱させる恐れがあります。この事態を回避するためには、製造現場、物流、顧客先の連携が重要です。
横断的なコミュニケーションが求められる
製造業の現場では、ベテラン人材の減少や人手不足により、職場でのコミュニケーションは一層難しくなっています。ライン間の調整や本部の計画見直し、緊急時の安全対応など、対応範囲が拡大している中で、部門を越えた情報共有が急務です。
具体的には、現場での初動のコミュニケーションが分断されており、十分な情報が迅速に共有されていないという問題があります。このことがトラブル対応の遅れを招いています。
WAVE PTXによる即応体制の構築
このような課題に対応するため、モトローラ・ソリューションズが提案するのがクラウド型PTTサービス「WAVE PTX」です。このサービスを利用することで、製造現場から物流、さらには顧客先までの連携がスムーズになります。
WAVE PTXは、LTE/4GおよびWi-Fiを利用した広域クラウド基盤を持ち、スマートフォンやタブレット、専用無線機と連携して、すべてのデバイスを一元管理できます。さらに、障害時でも通信を確保するために、モトローラの業務用無線システム「MotoTRBO」を併用することができます。
即時連携によるリアルタイム対応
本セミナーでは、情報の検知から指示、記録に至るまでの流れを一貫して回す“現場即応体制”の構築方法について詳しく説明します。万が一、重要インシデントが発生した場合でも、製造現場や物流、顧客先から本部への迅速な情報共有が可能になります。
映像・音声・位置情報を瞬時に関係者と共有し、本部はそのデータを元にリアルタイムで状況を把握、的確な判断と指示を行います。このプロセスの透明性が、全体として一貫した即応体制を支えます。
参加対象者
このウェビナーは以下の方々に特におすすめです。
- - 複数の製造ラインを運営し、安定稼働を求めている方
- - トラブル発生時の初動対応に課題がある方
- - 分断された通信システムの統合を検討している方
- - 災害や停電時における現場のコミュニケーション体制を強化したい方
詳細情報
このウェビナーは、モトローラ・ソリューションズの主催で行われ、オープンソース活用研究所やマジセミの協力も得ています。今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを開催予定です。過去セミナーの資料や新たなセミナー情報は、公式サイトで確認できます。
お問い合わせ
マジセミ株式会社
〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2-20 汐留ビルディング3階
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