メタジェン新提携
2019-10-02 15:01:06

メタジェンとiPLAB Startups、健康社会を目指す新たな提携が実現

メタジェンとiPLAB Startupsの提携で健康社会を実現



株式会社メタジェンは、腸内フローラに関する革新的な技術を持つバイオベンチャー企業として注目を集めています。2015年に慶應義塾大学先端生命科学研究所の福田教授が設立したこの企業は、2019年にJ-Startupに選ばれるなど、その技術力が評価されています。メタジェンが提唱する「メタボロゲノミクス®」は、ヒトの便から腸内フローラや代謝物質の遺伝子情報を抽出し、これをもとに健康評価を行う新しいアプローチです。

腸内環境が健康に及ぼす影響は大きく、メタジェンはこの研究を基に病気ゼロ社会を目指しています。この目標に向けて、iPLAB Startupsとのアドバイザリー契約を結び、さらなる研究と実用化を進めることになりました。

iPLAB Startupsの役割


iPLAB Startupsは、特許を活用した新たな産業の育成を目的とした知財専門組織です。社会が抱える課題を解決するため、スタートアップ企業への支援を行うことがその使命です。技術と知的財産を組み合わせることで、競争力のあるビジネスモデルの構築を目指しています。

中畑稔氏(iPLAB Startups代表パートナー)は、「腸内フローラの分析を通じた健康促進は新しい産業であり、私たちの知見を活かせる機会を得たことを嬉しく思っています」と述べ、メタジェンとの協力を強調しました。

メタジェンの期待


一方、メタジェンの福田真嗣CEOは、「病気ゼロ社会の実現には、私たちの技術を適切に活かすことが必要です。また、研究成果の社会実装においては知的財産戦略が不可欠であり、その強力なサポートを期待しています」と語り、iPLAB Startupsとの協力によって実績をあげていく意気込みを示しています。

将来のビジョン


メタジェンとiPLAB Startupsのタッグは、腸内環境の解析を通じて新しい健康評価方法の開発につながります。腸内フローラの研究は今後も進化を続け、さらには食と健康の新しい関係性を構築する可能性があります。両社の協力を通じて生まれる新たなプロダクトやサービスは、私たち日常の健康維持に貢献することでしょう。

さらに、iPLAB Startupsは特許出願や知的財産の運用を通じて、メタジェンの事業を後押ししていきます。この提携をきっかけに、腸内デザインによる新しい価値が生まれ、持続可能な健康社会の実現に一歩近づきます。

まとめ


メタジェンとiPLAB Startupsの連携は、ただのビジネス関係を超えた新しい産業の創出を目指しています。腸内環境と健康の関連性を科学的に解明し、その成果を広く社会に還元するための道筋が着実に整いつつあります。今後の進展に大いに期待が寄せられます。

会社情報

会社名
特許業務法人iPLAB Startups
住所
東京都港区六本木7-3-16六本木インターナショナルアネックス3F
電話番号
03-6812-9009

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